ホラー映画大好きOLちろるです！
今日紹介するのは、第3回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞した深町秋生の小説『果てしなき渇き』の映画化、中島哲也監督の『渇き。』。
サイコな父親が疾走した娘の行方を追ううちに、娘のサイコぶりが明らかになっていくといった内容です☆
ホラーというよりサスペンス寄りですが、テンションが高くて楽しく、途中にアニメ映像が使われたり、場面が次々に切り替わったり、現代アートっぽさも感じられる作品でした。
渇き。のネタバレなしあらすじ・概要
渇き。は、『下妻物語』、『告白』の中島哲也監督によるサイコ系ホラー。
ネタバレにならない程度のあらすじは以下。
元妻から失踪した娘の捜索を依頼された元父親で元刑事の藤島昭和。優等生だと思われていた娘、加奈子の行方を追ううちに、不良グループと関係していたことが判明したり、部屋から大量の覚醒剤が発見されたり、さらには裏社会や政財界にも繋がる犯罪の中心人物であるなど、娘の裏の顔が徐々に明らかになっていく…。
公式予告があったので載せておきます。
渇き。の結末ネタバレあり感想、レビュー
ここからはネタバレが入ってくるので、苦手な人は飛ばしてくださいね☆
渇き。の結末は、誰も幸せにならない物悲しい終わり方をしています。
悪意や憎しみが連鎖していく非常に嫌な気持ちにさせられるストーリーなのですが、全編通して役所広司演じる主人公の行動がハチャメチャでテンションが高く、爽快感のあるバイオレンスが展開されてギャグっぽくなっているので、意外と重たい気持ちにならずにあっさり見ることができます。刑事役の妻夫木聡もノリが軽くて楽しい。もともとミステリー小説が原作ということもあって、娘の行方を追うほどに真相が明らかになっていく様子は見ていて気持ちがいいです。
幽霊も呪いも出てこないので、ホラーが苦手な人でも楽しめる作品だと思います！
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良ければ参考にしてくださいね。