一昨日届いた本。
半藤一利『戦争というもの』(PHP研究所) 。
半藤一利『戦争というもの』(PHP研究所)
この本は今年1月に亡くなった半藤一利さんが,
2020年7月から『歴史街道』に連載した
「開戦から80年―『名言』で読み解く太平洋戦争」という連載を
加筆・修正したものだそうです。
ハードカバーの表紙を開けると,いきなり彼の直筆のメッセージが飛び込んできます。
「あとがき」の最後にも別のメッセージが…。
「戦争の残虐さ,空しさに,どんな衝撃を受けたとしても,
受けすぎるということはありません。」と語る半藤一利さん。
この本は,90歳になる彼が最後の力を振り絞って語る
将来のための教訓とするべき〈戦時下の名言〉です。
解説は妻の半藤末利子さん,本の編集は孫の北村淳子さん。
衆議院議員選挙を前に,
戦争に反対する野党勢力が勝利することを願って,
これから彼のメッセージをじっくり読みます。