ドイツのピアノマイスター魂 | ドイツ,ピアノ日和

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メルヘンと芸術の国ドイツから発信中、ミュウのブログにようこそ!

今日は、いい経験をしましたーーーラブラブ

ドイツのピアノマイスターのお店を見学。にこ

本日のお買い物↓36万円相当。
買ったのは、勿論、私ではありません。
生徒さんのお父様です。

音楽と共に

5歳の女の子のピアノ選び・・。

Seiler系列、中古。
でも、中身は全くの新品・。

市内の楽器店で、今日は全部置いてあるピアノを
試し弾きしてから、このピアノハウスへ行きました。


市内の楽器店は、YAMAHAとSCHIMMEL系列、
中国製のピアノが置いてありました。

YAMAHAの一番安いピアノを試すと、
35万円くらい。タッチは、アップライト特有で
ちょっと固め、音質がばらばら・・・・。

生徒さんでこのピアノを持ってる人がいたけど、
タッチが、私には弾きにくいのがネックだった・
とはいってももちろんよくできていました。

YAMAHAの120万円ほどするアップライトを
ためしたら、指にすいついてくるようないい音。
ハーーーーーー素敵。

SHIMMELピアノは北東ドイツ出身で
YAMAHAと同じように実用ピアノというのか、
いい質で大量生産することに成功したドイツの会社らしいです。

昨日突然生徒さんのピアノ選びに
行こうということになって、

夜、5時間もかかって叫び

インターネットで、ピアノのことを調べてしまった。↓

日本のネットの情報がすごくて、驚きました。
こうやって情報を上げてくださる方に真剣に感謝。

スタインウェイの工場の製作現場の動画とか・・。
ひゃーー、こんなのみたことなかったけど、ピアノを
作る木を、20年も寝かさすとか、知らなかった・。

ざっと知識を集めた、ヨーロッパピアノ。

ドイツピアノ

Wilhelm Steinberg 1877 ワイマール地方発
Sauter 1819 南ドイツ発、マイスターは、ウィーンのシュトライヒャーで勉強
Seiller  
Steinberg und Söhne バイロイト
Shimmel ライプツィヒ
Glotorian 北ドイツ発
Glotorian Steinweg グロトリアンとシュタインベルグ共同制作
Fazioli
zimmerman

これはもちろん有名だけど
Bösendorfer
Steinwag and Suns
Bechstein

プラス
イタリアピアノ
Schulze
Talone

チェコ
Petrof

後、どこだか忘れたけど、
Renisch

中国製
エセックス
M・・・
R・・・・
すでに名前が出てこない・・・。

音大の練習室に、エセックスのグランドピアノが置いてあって、
きんきんしすぎて、苦手だった・・・。練習室がそこしかないと、
がっかりしたものでした。中国産だとは知らなかったガーン

で、早速集めた知識を元に、楽器店にお試しに行きました。

中国製のものもいくつかありましたが、
音大のピアノほどひどくなく、とてもいい音でした。

楽器店で気に入ったのは、YAMAHAの
120万円相当するアップライト、Schimmelのエレガントという
名前のついているアップライトピアノ。

グランドがいいのは、確かに・・。でもSchimmelの
グランドピアノ、ちょっとくすんだ音がするというか、
静かな感じ・・。そこのお店独自のグランドピアノも、
意外とすごく良かった!

午前はそこで全て試しびきさせてもらって、
お昼を軽く食べてから、近所のピアノハウスへ。

KAWAIやYAMAHA、中国製のR・・?
とか、Glotorian Steinwag
Steinberg und Söhneを
試しびきさせてもらいました・。

私が好きな音、実は、Glotorain Steinweg!!

ドイツのアップライトピアノでちょっとした
ホームコンサートを開催してもらって、
ドイツのアップライトの音にすっかり魅了されていたのですが、
この音に弱いです。

後、主人のお母様が持ってらっしゃるSauter.
これは、黒い森に工房を構え、ウィーン、
元をたどればベートーベンが愛したという
ピアノを作り出したマイスターの下で学んだ
ピアノマスター初のピアノだそうで・・・。

この二つのピアノ、アップライトなのですが、
音が、ふわふわ宙に舞ってくるようで・・・。

はーーーーー・・。

本当に素敵。ぐうの音も出ないわ・。

日本でこんなアップライトの音を聞いたことがなかったので、
すっかりとりつかれてしまいました。

妹がドイツに来たときにドイツのアップライトの
ピアノの音を聞いて、うわーー、ヨーロッパのピアノって
全然違う音がするんだねーー

と驚いていましたが、まさにその通りです。

このクリスタルのような透明な音、一日遊んでても
あきないかも・・。

もし私が小さい頃両親と一緒にピアノを
選ぶ権利があったとしたら、このピアノに
飛びつきたかった。(小さいので分かるわけないか↓)

ただ一つだけ文句をつけるなら、
タッチ。少し、指がいたくなりそうなタッチ、というのか・・。

グランドピアノだと、打鍵後、腕を脱力させたら
勝手に鍵盤がすうーーっと戻ってくるのだけれど、
アップライトはそうはいかないので・。この違和感が
どうしても嫌で、いかに音がすごくても、
これで一生練習するのは無理だなと思う。

安いピアノだと特に、えいやっと、指が力を入れて
意識的に鍵盤を上げるというのか・・。

で、このタッチの問題を全くクリアしていたのが、
本日最後に行ったピアノハウス。

この値段でこの音、このタッチはありえない、

というくらい、弾きごこちのいいタッチ。
音ののびが、それはすごくてびっくり。ショック!

写真の通り、大きいピアノではないのだけれど、
音がすごい。とにかく鳴る鳴る。

生まれたての赤ん坊みたいというか・・。

なんだか、倍音がすごく不思議な音色で、
聞き入ってしまいます。

私はばりばり弾いてしまって、
うーん・・。音が主張しすぎる気がする・・・

と思ったのだけれど、

さすが作った本人だけあって、
ピアノマスターが弾かれると、本当にいい音が漂ってきました・。

すごーーい。本当に、天に届きそうな音だわこれは。ショック!

木のボディ部分だけが40年ということで、
鍵盤はしっかり木目をチェックしたけど、すごくよい、
いい年輪が入ってました。

綺麗な外観で、家の家具などにもよく調和するのだそうです。
確かに、これで35万円相当だと、飛びつきたくなるのが分かる。

こんな音で練習してたら、子供がのびのび、明るい
開放的に成長しそう。そんな希望を持たさせてくれるピアノです。

で、今ピアノを弾くのが楽しくて仕方ない様子の
ハーちゃんに、よし、これしかない!とお父様、意を決して
買われていました。なんと明日早速届くそうです。

他の新品のアップライトのピアノのタッチと音とは、てんで
比べ物にならないわこりゃ・・。

のびのよさが、一流。マスター本人は、本当は
2倍の値段で売ってもいいくらいだと思うんだけど・・。

とか・・。

一体どういう仕組みでこういう音とタッチになるのか
聞いたのだけれど、マイスター本人も、

「毎回違った作品ができるので、
何をどうやってこういう音になるのかと言われても、
説明しきれない」

とのことでした。

なんと、YAMAHAのグランドで、
中の部品をスタインウェイ製にしてるのがあって、
タッチがヤマハなのに、音がドイツのもので、
それもびっくりしました。

マイスターいわく、こういうことは本当はしたくないんだけど・・

とのことでした。気持ちなんとなく分かる。

二個目に言ったピアノハウスでピアノマイスターの
奥さんと楽器の話をしていて、あら、あなたピアノ教えてるの、
じゃあ生徒さんを回すわ、などの話でちょっと盛り上がり、
少し驚いていました。えっ

すると、本当に、他のピアノを見に行っている間に、
お電話がかかってきていました。

一人生徒さんが先生探してるとか。

まじでっ!!あせる

来週、もう一個Musikschuleでインタビューがあるのに、
大丈夫なんかな?

あ、でも、ピアノにとりつかれすぎて、返事しそびれたので・・。
明日即刻電話しないと。

今日思ったのですが、小さい子供を教えるのって、こういう楽しみがあるのですよね。

自分の小さい頃を思い出せるというか。
すごく純粋な、ピアノの音が大好きで仕方なかった時のこととか・・。

ハーちゃんは、5歳なのですが、自分から、

私は絶対にピアノを習いたい!

と、ご両親に宣言したのだとか。

今のところ、二度のレッスンでは、
とても喜んでレッスンに通いたがってくれているそうです。

なんだか責任重大な気もしますが・・。ガーン

いつも喜びをあげられるよう、いいレッスンをできたらいいな。ニコニコ

おやすみなさい。