今週月曜、夜に、諏訪内晶子さんのソロによる、
チャイコフスキー作曲、バイオリン協奏曲、を聞いてきました!
州立歌劇場オーケストラとの共演で、最初にMichael Glinkaの序曲、
チャイコフスキーバイオリン協奏曲、で休憩。
休憩後は、エルガーのエニグマバリエーション。
アンコールにエルガーの威風堂々。
滅多に演奏会に行かない主人にも、一応行きたいか聞いたところ、
今回は、
「久しぶりに、演奏会を、前席一列目で聞きたい!」
と言い張り・・・。
これまた運よく、演奏会4日前に、一列目のど真ん中、
がまだ空いていました。
日本人女性によるバイオリンコンチェルトだよ!と言ったところ、
そうなんだ・・・と、そっけない返事で、演奏内容にはこだわりがなかったよう。
諏訪内晶子さんの演奏を聞くのは、私も主人も初めて。
前列一列目、真ん中なので、バイオリニストの真ん前に座ることに。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
初めてにして、手が届きそうな距離で、彼女の
臨場感あふれる演奏を目の当たりにしました。
すらりと綺麗で、とても上品な雰囲気の方・・。
この曲、とっても簡単なのですよ~と静かに語られているかのような、
余裕の演奏でした。
天才というのはこういう方のなのだろうとしみじみ思える演奏。
なんて自由で、自然な身のこなし。固さ、というものを
まるで感じさせないのだけれど、構築感ある、優雅に踊るかの様な、
ダイナミックな演奏をなさっていました。
ソリストにありがちな
女王様的な雰囲気でオーケストラを振り回すことなく、あくまで
控えめで、オーケストラの様子もうかがいながら合わせているかのような・・。
とても日本女性的な雰囲気で、素敵でした・。
演奏は、満場の観客達に、惜しみない拍手で絶賛され、
三回目のカーテンコールで、ようやく一曲、アンコールを弾いてくださいました。
指揮者の方が、ジュリアード音楽院での同窓生だったということでお知り合いのよう。
とても楽しまれているようでした。
オーケストラも大迫力でぴったりそろってバイオリンについてきていたし、
主人も私も大満足。
クライマックスの箇所では、主人も一緒に緊張感を味わっていたようで、
ふーっと奏者と一緒に息をついたりしていました。
後半のオーケストラ作品、エルガーも、大迫力で、なんてたのしい演奏会
ε=ε=(ノ≧∇≦)
アンコールに、オーケストラから、
エルガーの威風堂々を演奏してもらえるとは思っていませんでした。
主人も、
「この曲、好き~♪知ってて今日は演奏会に誘ってくれたの~?」と、大満足。((o(´∀`)o))
バイオリンで、
何年も前に聞いた、五嶋みどりさんのバイオリンのソロコンサートを思い出し、
コンチェルトだけでなく、ソロリサイタルも聞けたら楽しいだろうに・・。
と思い、諏訪内さんのスケジュールをインターネットでチェックしたところ、
彼女のオフィシャルサイトには、今回の演奏会の告知も出ておらず、
はてな、どうなっているのか残念・・。現居住地もよく分からない・・。
そうそう、
五嶋みどりさんの演奏も、本当に素晴らしいとしかいいようない演奏会でした。
演目も、持っている楽器種も違っているので比べられるものではないですが、
同じバイオリンの演奏でも、個性が現れるものなのですね。
音も雰囲気も全く違っていました。
今回は、また、素晴らしいバイオリニストの方の演奏をお聞きでき・・、
世の中には素晴らしい作品と演奏者がいるものとしみじみと感動しました。
歌劇場オーケストラ団員の方とは日ごろから何かとお会いしたりと
お付き合いがあるので、前もって聞いておけば、
個人的にご挨拶もできたかもしれないのに、思いつかず、残念でした。
オーケストラ団員の方々の質の高さにも、いつも驚いている私・・( ゚∀゚; )タラー
驚いている場合ではないか。(→o←)ゞ
それに、ウォーキングで街を歩いていなかったら、
広告ポスターを見損ねて、演奏も聞き逃しているところでした。
団員の方に、毎週お会いしているにも関わらず、演奏会の細かな
情報まではいつも聞きそびれており、要チェックです。
ドイツ語版のプログラムと奏者案内↓
読者の皆様も、素晴らしい
演奏会に出会えますように。素晴らしい演奏は、ずっと
心に残り、支え続けてくれています。
読んで頂きありがとうございました。