体力と年齢制限 | ドイツ,ピアノ日和

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大体、世界の主要なコンクールの年齢制限って、
28なんですが、それすごく分かります。

私自身、
29になった時点で、体力がどっかり落ちたのを実感したことがありました。

それまで、何の問題もなく一日練習できてたり、
生徒さんのレッスンをできてたのに、突然すごくしんどくなって。

なまけてるからだと、自分を責めがちでした。

でも、何年かたって、ようやく、疲れている時と、
そうでない時の自分の体調が把握できるようになって、
疲れている時は、自分を責めずに休むことができるようになりました。

でも、三次試験の前は、
ビタミンドリンクも取り損ねたり、食事も不規則になったり、
舞台に立つ身なので、それなりに外見にも気を配る、
などなど?もあってか、二次試験の時より、
自分の体調の把握ができなくなってきてたかもしれません。

三次試験はソロと違ってあわせがあるので、
合せとクラスの試演会が毎週日曜、月曜あって、その次の日レッスン、
のサイクルで、結構どうっと週の中ごろ疲れが出ていました。
生徒さんは休まさせてもらったのだけれど、教授法の
クラスは、あまりに参考になるので面白くてやめられず、
週4時間行って、それも、思えば結構時間とったのかも?

試験が終わってから、もしかして、
中国人の可愛い5歳の男の子がレッスンにきたいかも・・
という話で、試験前だというのに、
夢がふくらんでしまい、
雨や雷、教会の鐘の音、など、
ネットで探しては、子供相手の可愛い教材を片手に、
すっかりレッスンのプランを立てるのに夢中になっていたり。

三次試験では、三日前7時間、その練習のせいか、二日前ひたすら疲れてしまい、
一時間だけ練習、次の日も、4時間程度の練習、
でも、当日午前中はなぜか疲労がとれていなくて、
練習室で、鉛のように重い待ち時間と葛藤。

そんな自分と戦っていて、ふと思いついたのが、
例えばまた仏教の話とか・。

お釈迦様の二大弟子の一人で、
目連っていう方がいます。

お釈迦様は伝道の旅をしていて、
どんどん信者は増えていったのですが、
もちろん、いつも支持してくれる人ばかりでなく、
ある街では、石を投げられたり、迫害されたり。

教えが広まるのを妬んだ異教徒が
世尊の手足をもぎとろうと、目連を狙います。

「一度、二度はその人達の襲撃を逃れたも、
三度目には大勢の異教者に取り囲まれて、
その迫害を受けることになった。
目連は、骨も砕け肉もただれ、
暴虐の限りを静かに受け忍んで、
さとりの心になんのたじろぎもなく、平和な心で死についた。」

って、どんなひどさ!!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
なんだけど、この話がふと思い浮かび・。

同時に、自分の前ついてた現85歳の先生が、素晴らしいソロリサイタルを
なさった後、2リットルも血を失う大手術、生死の境をさまよった
ことも思い出されたり。

その道を信じて、命をかけてる先生や、
道は違えど、偉人は歴史の中にたくさんいて、
しかも、名を残さずとも、偉大な仕事をしてる
人も、辛くても文句言わずいい仕事
してる人も、数え切れないほど身近にたくさんいる。

すみませんでした、これくらいのことで文句言って。

と心の中で思っただけで、結構体も楽になったような。

にしても、一日眠ればすっかり元気、
というわけにもいかないこの精神的
疲労は一体どうすればとれるのか?

一週間くらいは元に戻るのにかかるんじゃない、
とも言われましたが。それでも戻るかどうか、結構不安。

とりあえず、教授にお礼の手紙を書いたり、
事後処理?何かと雑務に追われるのと、

試験が終わるの、待ってたのよ!!と
週末にどんどん招待の予定が・・・・・。
土曜日、朝から晩まで
びっしり違う人達との予定が入っていたり、

久しぶりに、お世話になっていた
グラーフ一家にも電話をしたり、また
会う約束をしたり。

友人のバッハを聞きにいけるのも嬉しいです。

サウナと、マッサージに行きたいよーーー。
明日は、マッサージに行くぞーーー。音譜