ベートーベンとゲーテとベッティーナの微妙な関係 | ドイツ,ピアノ日和

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ベッティーナブレンターノに恋をしたと思われる

ベートーベンの手紙の第二通、第三通、

その後思いがかなわず、ブレンターノ家に

出した手紙などを読んでみました。


第二通目の手紙には、ベッティーナの幸せな結婚生活を

祈ります、という内容でベートーベンが手紙を書いていて、

残念ながら思いは叶わず、ベッティーナは他の男性と

結婚をしてしまうらしい様子・・。


面白いのは第三通目で、帰り道に王の一家が

来たのですが・・という内容。詳しく書かれていて、

想像すると面白い。


この時の王様といえばナポレオン・・。ナポレオン一家。


以下はゲーテとベートーベンが王様一家に

会った時の様子を書いた手紙の内容。


本

Wien 10.Feb.1811


帰り道にゲーテと一緒に歩いていたら、王の一家が

遠くからやってくるのが見えました。

ゲーテは私から離れて、

その様子を見に行こうとしました。

私は私のしたいことを言いたかったのですが--

そちらの方向には一歩たりとも進みたくなかったのです。


ですから、帽子をかぶって腕を組み、

群集をかきわけていき--領主や、(権力者の)

取り巻き達が垣根を作っていたので--

するとルドルフ侯爵が私の帽子を取り、

王女がまず挨拶をしました。

私は注意深く興味心身に、彼らが

---私はこの侯爵達を知っているのですが--

ゲーテの横を通り過ぎていくの

を見ていました。ゲーテは帽子を脱いで道の脇によけて

深くおじぎをしていました---


私はもう一度、頭を洗いなおしました。

私は決してゲーテのことを咎めているのではないのだ--

私の親愛なる君、私達は、その時、ちょうどあなたのことを

話していたのです・・・!!


Gott! 私にもそんな時間を、私の事を

信じてくださる時間をもてたなら・・!!

私は、もっと、もっと偉大で素晴らしい時間を、

あなたに与えることができるだろうに・・!


一音楽家というのもまた詩人であり、彼もまた

その目を通して、突然美しい世界の前に

立っていることを感じるのです。偉大な

精神が喜びをもたらし、音楽家に、真にしっかりとした仕事を

与えるのです・・・・



ゲーテとベッティーナは普通に友人として

たくさんの時間を過ごしていて、ゲーテが

その話をしているところにちょうど

王様一家がやってきたという内容。?


ゲーテとは楽しい時間を過ごしているのに、

なぜ僕の為に時間をくれないんだ!?

という嫉妬に苦しむベートーベン・・のようです。


ここから更に読んでいくと、

完全に生きる気力をなくしていく

彼の様子が手紙から伝わってきて、

こっちがものすごく哀しくなってきてしまいました。しょぼん


手紙を読むのって、事実なだけに、小説を読むより

数倍面白いなーーー音譜


へええええーーーーーー。

と単純に想像が膨らんでしまう。


またちゃんと読んだら訳を載せます。