ドイツでの時間感覚 | ドイツ,ピアノ日和

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メルヘンと芸術の国ドイツから発信中、ミュウのブログにようこそ!

ドイツに留学し、生活するようになって、慣れるまでに時間がかかったのが、ドイツでの時間感覚。


代表的なものを2つ取り上げさせていただきます。

 

一つは列車事情。

 

私の住んでいる北西ドイツ、かなりひどいです。



音楽と共に


10分から20分の遅れはかなり普通、最悪、


来ない


ということもあったりするので、

まず一本早い電車で時間設定をするようにしています。


それに慣れない頃は、かなりストレスがたまりました。


ひどいことといえばまだあって、乗客を促すアナウンスまで入れておきながら、

突然反対方向に列車が走っていってしまったこともあります。


少しの遅れなら、ドイツ人も、まだ何も言いません。

でも、この時ばかりはさすがに怒っていました。


日本とは違い、ドイツだけでなく、ヨーロッパ全体をを縦断する列車事情のため、

遅れや、乱れなどは仕方ない、との考え方のよう。


例えば私の家の最寄り駅、これも、かなりおもしろいです。


ホームは4番線まであって、

1,2番線には早い快速電車、

3、4番線には普通電車、

が止まります。

初めて見て、驚いたことがありました。


ある日、私は快速電車に乗るつもりで、少し遅れている電車を1番線で待っていました。


ほどなくして、遠くに、小さく電車が見えてきました。


近づいてくる電車に目を凝らす乗客達。

みんな、いらいらして待ってるんだなー、と私は眺めていたのです。


そして、電車が近づいてきました。


これは時刻表では先に着くはずになっている快速電車のはず。


しかし、突然、1番線で待っていた人々、きびすを返して、

全速力で一番線のホームの階段を駆け下り始めました。


何事????と思いきや、電車は1番線ではなく、3番線にするるるーーっ。


さっき全速力で階段を下りていった人達、


3番線に到着した普通電車、


に乗車しているではないですか。



時間通りにこない快速電車ではなく、


時間通りに来た普通電車に乗り込んでいたのです。



1番線で待ち続けた私は15分以上も待たされることになりました。


とりあえず、来た電車にのる、これがドイツ流なのです。

 

バスや電車も良く見ると、かなり人間的運営(?)のドイツ。


例えば、お年寄りがよいよい、よっこらせ・・・。


とやってくると、きちんとドアを開け車掌が待っている。


そのおかげで間に合った若者達が、やったー、間に合ったー、

なんてぞくぞく乗り込んできて息を切らせてたりする。

 

また、電車のなかでも、突然がちゃーーん、がたがた・・。

と止まってしまい、アナウンスが。


「突然の事故のため、いつ発車できますか、予測しかねます。どうぞご了承下さい・・。」


こんなこともしょっちゅうです。


「Nei--nn,ich moechte nicht verstehen.(いやよ、理解したくないわ。)」


と抗議するドイツ人達。


でも、その抗議も、日本人みたく、額に青筋入れてきりきりしているものではないのです。


こんなことだから、大切な約束の時など、とても、時刻表どおりに時間設定などできません。

 

「ごめんねー、今日もまた遅れちゃったー。」といいながら、ホームに入ってくる電車。

そして、「いいよいいよー。5分くらいなら大丈夫ー」と返事をしつつ乗り込むドイツ人。

(・・・・・のように私には見える)

 

これが、ごく普通の田舎でもない駅でなされているのだから、信じがたかった。


そして、もう一つ典型的、といえば、ヒーターのメータチェック。ドイツではどの住居にもセントラルヒーティングがついていて、暖房設備がすごく整っている。使いすぎていると後払いをするんだけれど、そのチェックに来られる時、これも、困る。約束時間を書いた紙が郵便受けに1週間前くらいに届く。


ー次週火曜、9時~12時。ー



そして、9時から待ち続け、11半にやってきたりする。

これって、日本もそうなの??

私はドイツで始めて一人暮らしを始めたんで、びっくりしたんだけれど・・。


・・・文化の違いというか、生活環境の違いかな?


そんな事情で、ドイツにいると、ちょっとした時間の遅れできりきりすると、かえってストレスがたまるばかり、ということに気がつきました。

郷に入っては郷に従え!ですね。今では、ドイツ時間をゆったり楽しむ余裕も少しは出てきたように思います。きりきりしても始まりませんね。楽しみましょう。