● 相手の顔色が気になってつい相手に合わせてしまう・・・
こんにちは。坂本純子です。
先日、このようなご相談を受けました。
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相手からどう思われるかが気になって、つい相手に合わせてしまいます。
だけど、本当は自分の考えがあるんです。
どうすれば、自分の考えを、自然に伝えられるようになるでしょうか?
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このようなご相談、私の心理セッションを受けられる方に多いお悩みです。
そして、このお悩みの元を辿っていくと、子供時代の親子関係に行きつくケースがほとんどです。
もしかしたら、あなたも同じような悩みをお持ちかもしれませんね。
だとしたら、子供のころ、こんなこと思っていませんでしたか?
・大人の邪魔にならないよう静かにしていると、”いい子だね”って褒められるから、いつも周りの様子を伺っていい子でいよう。
・思ったことを自由に口にすると、お母さんが不機嫌になって怖い。
だから、いつもお母さんの様子に注意しながら、言葉を選んで伝えないといけない。
こんなふうに、子どものころに繰り返された日常や感情が、大人になった今も心に根づき、思考や行動のパターンを生み出します。
大人になった今、人の目が気になって自然体でいることができないのも、子供の頃から心にすり込まれてきたパターンによるもの。
相手の顔色を伺って、空気を読みながら、本音を抑えてその場にふさわしい自分でいようとしてしまうのもそのためです。
子供時代のあなたがいた環境の中で、自分を守りながら生きていくためにはこのパターンが必要だったのかもしれません。
でも、大人になった今もなお、無意識のうちにこのパターンにとらわれて生きることで、自分らしく生きられなくなっているのです。
このパターンを抱えている限り、自分の人生を生きているはずなのに、無意識のうちに誰かの期待に応えるための人生を送ることになってしまいます。
誰かの期待に応えることができても、自分の本当の気持ちや感情が満たされなければ、それらの気持ちや感情はあなたにわかってもらえるまで反応し続けるのですよ。
漠然とした不安やイライラのような不快な感情は、生れてから今までの間に、無かったもののように扱われた気持ちや感情たちの反応。
過去にフタをした気持ちや感情をわかってあげる。
今の気持ちや感情もわかってあげる。
これを大人になった今、自分にやってあげてください。
子どものころお母さんにわかってもらえたらどんなにホッとしただろうか、ってことありませんか?
たとえば ↓
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キレイに仕上げるために、ひとつひとつていねいにじっくり進めていくと、どうしてもみんなよりも時間がかかってしまう。。。
そんなことが幼稚園でよくあって、そのたびにお母さんから「どうしてみんなみたいにテキパキできないの!早くしなさい!」って怒られていた。
でも早くやろうとすると失敗しちゃう。
またお母さんに怒られちゃう。
どうしていいかわからない。
みんなみたいに早くできない私はダメなのかな。
焦るなぁ。。。
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こんな気持ちになったこと、きっとありましたよね。
もしもこのときお母さんが、時間がかかってしまうことを怒らなかったらどうでしょう。
「ひとつひとつていねいに、進めていきたいと思っていること」
「キレイに仕上げたいと思っていること」
こんなふうに思っているあなたのことをお母さんが解かってくれて、その気持ちを大切にしてくれたとしたらら。
安心しますよね。
子どもの頃、この安心感を感じたかったのですよ。
だけど、それが叶うことなく大人になったことが、今漠然と感じてしまう不安の元になっています。
大人になった今、こんなふうに過去の自分の気持ちや感情を、そのときのお母さんの代わりにわかってあげてください。
そうすることで、過去のあなたが安心することで、今のあなたの安心感につながります。
もし、やり方がよくわからないときはご相談くださいね。
応援しています。
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