ありがとうございます。
心理カウンセラーの坂本純子です。
前回までのブログで
人が持っている信念や思い込みについて
書いてまいりました。
今日はどのような思い込みや信念を
自分が持っているのかを知る方法について
書いていきたいと思います。
思い込みや信念とは
自分が当たり前だと思っていること。
自分が当たり前だと認識していることです。
例えば、
仕事とは自分の可能性を伸ばしてくれるもの
と思っている人と
仕事とは時間から時間働いてお金を稼ぐためのもの
と思っている人がいます。
雨の日は気持ちがいい
と思っている人、
雨の日は憂鬱な気分になる
と思っている人。
親しくなると信頼関係を結ぶことができる
と思っている人、
親しくなると人は私を裏切る
と思っている人。
私と恋愛中の彼は私を大切にしてくれる
と思っている人、
私と恋愛中の彼は浮気をする
と思っている人。
など。
このように挙げていくと
きりが無いくらい、
人が持っている思い込みは
たくさんあります。
このほかにも
勤務している会社などで培った
「これをやらなければ成功しない」
というような信じ込みを
持っている人もいます。
このように
当たり前と思っていることが
思い込みや信念となり、
現実を創りだしていきます。
ちなみに私、今は
心から楽しめると仕事はうまくいく
という感覚を持っていますが、
以前は
ツラさを感じるくらい努力しないと
仕事はうまくいかない
という思い込みがありました。
この頃は仕事で
良い結果を出すことができても
身体も心もいつも疲れてツラかったですね。
ちょっとＭっぽかったです（笑）
では続いて、自分の思い込みや信念を知る方法を
お伝えしていきますね。
まず、
日常生活を送る中で
怒りの感情が出てきたら
それを紙に書きます。
怒りの感情とは
イライラ、ムカつく、腹が立つ、許せない
という感情です。
例えば
自分の部下のやる気のない態度に
腹が立ってしょうがない。
↓
なぜあんな態度をとるのだろうか。
私のことをナメてるような
あの態度が許せない。
↓
そんなに仕事がやりたくないのなら
辞めてしまえばいいのに。
こんな感じで怒りの感情が出てきたときの
状況と思ったことを書き出してください。
続いて、
客観的に自分の思考について考えて、
心にしっくりくることを
（ ）の中に書き出してください。
自分の部下のやる気のない態度に
腹が立ってしょうがない。
（そんな態度をとってほしくない）
↓
なぜあんな態度をとるのだろうか。
（普通は上司の前であんな態度とらないよ）
私のことをナメてるような
あの態度が許せない。
（彼女の悪いところを探して攻撃したい）
↓
そんなに仕事がやりたくないのなら
辞めてしまえばいいのに。
（私の前から居なくなってほしい）
こんなふうに現実に起こった出来事から
思い込みや価値感を探していくと、
現実に起こった出来事に対しての
自分の思考パターンが見えてきます。
上記の例で見ていくと、
人が自分の思い通りにならないと
自分が大切にされてないと感じ
相手の悪いところを探して攻撃し、
その人を自分の前から遠ざけたくなる
思考パターンが見えます。
このような思考パターンは
恋愛、友達関係、親子関係でも
同じように出てくることが多いです。
このような方の恋愛パターンは、
付き合っている彼が
自分のことを理解してくれないと感じると
彼の悪いところを探し攻撃してしまう・・・
そして恋愛が長続きしない・・・
本当は私のことをもっと大切にしてほしい
と思っているだけなのに・・・
このような感じです。
その人が持っている思い込みや価値感は
思考パターンに影響し、
言葉 思考 感情 態度 表情
によって表現されますからね。
思い込みや価値感を客観的に書いていると、
自分で感じたくなかったり
認めたくない感情や思考が
出てくることもあります。
そのときは、
こういうことが現実に起こると
私はこう感じるんだな、
と冷静に客観的に自分に思考にだけ
集中してください。
自分の思い込みや価値感を知ることで、
自分の思考パターン、
または生きていく上での
人生パターンが見えてきます。
次回からのブログでは、
思い込みや価値感がどのように創られ、
どのように人生に影響していくかを
書いていきますので、
よかったらお読みくださいね。
(c) .foto project
★「望む現実を創りだすための心理学＆氣功勉強会」
日時：2013年5月11日（土）15：00スタート
場所：ハックルベリィ
都営新宿線：瑞江駅より徒歩4分
参加費：3.000円
お申し込み・お問い合わせはコチラ
安心感をベースにした生き方をしたい方
よかったらご相談くださいね。
経営者・管理職・マネージャーの方
自分の人生のリーダーであるあなた
家族のリーダーであるお母さんたちへ
「優しいだけのリーダーを卒業するセッション」はコチラ
ご質問やお問い合わせはコチラからどうぞ
