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久保佑輔の Be Player!Try Challenge!

久保佑輔です!
千葉出身。スポーツ、お酒が好きです。
好きなことに触れる中で得た気づきなど、
投稿していきます。

みなさん、こんにちは。

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。

 

今回は創業時から77年間、一貫してSDGsへの取り組みを推進し、

社会貢献をしている事業についての気になる記事がありましたのでご紹介いたします。

 

 

戦後の食糧難。社会貢献に向けての取り組みとは

 

出典元:iStock

 

米ぬかを無駄なく活用し、こめ油や医薬品原料へとアップリサイクルする築野食品工業。SDGsが誕生する前から持続可能な社会の実現に貢献し続けています。

 

前代表取締役会長の築野政次さんは、フィリピンのミンダナオ島にて戦後を迎えられました。その際、過酷な状況で食事をすることに非常に苦労したとのことです。様々なご縁があり帰国ができたことに対しての感謝の気持ちがあり、戦後の食糧難の時代に「食糧の安定供給が図れる事業で社会に貢献したい」という思いで事業がスタートしました。

 

その、1960年に麦の消費減退に伴う事業の多角化を目指し、米ぬかを原料とする製油業に進出しました。

米ぬかは、農業で生産されたお米を精米する際に生じるのですが、「処分に困っている」と近所の農家や、米ぬかを肥料に活用していた業者から聞き、「何とか捨てずに活用できないだろうか」と考え事業を設立したそうです。「米ぬかを余すことなく使い切る」を目標にしており、事業すべてが、「もったいない」という精神と、「まだ何かできるのではないか」という逆転の発想から生まれました。

 

また、米ぬかは、かつては飼料や肥料にされる以外は捨てられていたので廃棄やCO2の排出という問題がありました。そのため、米ぬかをこめ油にアップサイクルすることで、廃棄削減や環境問題への貢献だけでなく、食用油の国内自給率向上にも寄与しているとのことです。

 

そのほかにも育ってきた地元に恩返しがしたいという想いから、米ぬかを通じて様々な取り組みを行ったり、小学生を対象とした芋掘り体験学習や工場見学を通じて、米ぬかの可能性や食の大切さを子どもたちに伝える活動も行っているそうです。

 

 

おわりに

築野食品工業は、戦後の食糧難の時代に0から事業を立ち上げ、社会貢献のため創業時から77年間、一貫してSDGsへの取り組みを推進しています。

 

現在、地球温暖化や食品ロスなど様々なことが問題視されています。

今回のこの記事が少しでも、環境問題に対して何ができるのではないかと考えるきっかけになったらうれしいです。

 

今回はここまで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おわり

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)

 

参考文献:

米ぬかに夢を託して──築野食品工業が逆転の発想で切り拓く、持続可能な社会 企業のSDGs取り組み事例vol.66|講談社SDGs by C-station (kodansha.co.jp)