みなさんこんにちは！
久保佑輔（くぼ ゆうすけ）です。
2023年2月1日に世界で活躍し、サッカー日本代表として背番号「10」を背負い通算97試合出場31得点を記録してきた「香川真司」選手が海外から12年半ぶりに日本の古巣セレッソ大阪に復帰することが発表されました。
W杯2大会に出場。ドイツとイギリスでリーグ優勝に貢献！
出典元：Unsplash
今回は香川選手のこれまでの活躍を簡単にご紹介していきます。
兵庫県神戸市出身の香川選手は小学生の頃からサッカーを始め、小学校を卒業後には宮城県仙台市にあるクラブチームに留学として地元を離れてサッカーの技術を磨いていきます。
高校生2年になると東北選抜として出場した香川選手が日本選抜との試合で圧勝する活躍を見せて大会MVPを獲得、その活躍で世代別日本代表にも選ばれます。
そんな大活躍で注目された香川選手には早くも複数のJリーグクラブからスカウトが届き、高校2年生にしてセレッソ大阪のプロ選手となりました。
プロ1年目はプロの壁が高く、一度も出場機会がありませんでしたがプロ2年目の途中に監督が変わったことで当時18歳の香川選手は抜擢され試合にレギュラーとして出場するようになります。
着実に試合出場を経て成長する香川選手は3年目の2008年にはJ2リーグで35試合出場16得点10アシストと素晴らしい活躍を見せると19歳ながらU-19日本代表、U-23日本代表への飛び級、さらには年齢制限のないA代表にも初選出されその名は全国区へとなりました。
翌2009年シーズンにはのちに日本代表でも共闘する乾貴士選手とのコンビでチームを牽引し、自身は44試合出場27得点16アシストという驚異的な記録でミッドフィールダーながら得点王に輝きチームをJ１昇格へと導く大きな原動力になりました。
2010年にはFIFAワールドカップ南アフリカ大会のメンバーからは漏れてしまいましたがサポートメンバーとしてチームに帯同し、世界の強豪たちを間近で見ると大会直後に香川選手は海外移籍を決断します。
香川選手の移籍したドイツのボルシア・ドルトムントでは大観衆に迎えられながら加入すると瞬く間に主力として定着し、のちに世界へ名をとどろかす選手たちと共に移籍1年目にしてドルトムントの9年ぶりリーグ優勝を果たしました。
ドルトムント2年目を迎えた翌シーズンも香川選手は止まりません。昨シーズンを超える得点とアシストを記録し優勝へ王手がかかった試合では香川選手自らが優勝を決定づけるゴールを決めてドルトムントは2連覇を達成します。
世界屈指の強豪クラブへ。世界の「カガワ」に！
出典元：Unsplash
ドルトムントでの約2年の活躍で世界が注目する選手へとなった香川選手のもとには世界各国の強豪クラブからオファーが届くようになり2012年にイングランドのビッグクラブ、マンチェスター・ユナイテッドへと移籍をします。
移籍直後の開幕戦で早くも出番を得ると次の試合で得点するなど順応した香川選手はイングランドで日本人初のハットトリックを決めるなどしてチームを支え、マンチェスターユナイテッドはリーグ優勝を果たし香川選手個人では3年連続でのリーグ優勝と素晴らしい活躍を見せました。
しかし翌シーズンは監督が変わったことやケガに見舞われ出番が限られてきたときに声がかかったのが古巣のドルトムントでした。
ドルトムント復帰後は2016年シーズンに29試合9得点9アシストを記録しファンが選ぶ年間ベストイレブンに選出する活躍を見せましたがドルトムントでも度重なる監督の交代やケガにより徐々に出番を減らしていきました。
そして心機一転、ドルトムントを離れトルコのクラブに期限付き移籍して以降、スペイン、ギリシャ、ベルギーへと活動の場所を変え、ケガと闘いながらプレーを続けていました。
おわりに
日本への復帰が決まった後に行われた会見では「2022年ワールドカップまでは海外でプレーすることを決めていた。」と発言をしていました。
上記の2度目のドルトムントを退団以降は出番が限られたりケガで苦しんでいる時に古巣セレッソ大阪からのオファーがあったそうですがこれもこの決めていたことがあったから固辞していたそうです。
会見ではセレッソ大阪の一筋でプレーしたクラブの象徴であり元サッカー日本代表選手でもあった森島 寛晃社長より自身がつけていてかつては香川自身も受け継いで背負っていた背番号「8」のユニフォームを手渡され覚悟を述べていました。
「期待がたくさん集まることは理解しているが、ピッチで今の自分自身を最大限表現したい。もっと成長したい気持ちが強く、それを成し遂げられる環境にあるので、ワクワクしている」とコメントしているように、21歳で世界へと渡ってから様々な経験や優勝などをしてきた香川選手だからこそ出来るプレーで私たちを魅了してくれるでしょう！
もうすぐJリーグも開幕です！香川選手の活躍が楽しみですね！
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献：
