みなさんこんにちは!
久保佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
みなさん10月16日(日)に行われたサッカー・天皇杯のニュースは見られましたか?
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1921年から始まった天皇杯(天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会)は今大会で102回目を迎えるとても歴史のある大きな大会で、日本国内ではサッカーの1部プロリーグである「Jリーグ」、Jリーグに所属するプロサッカークラブが参加して開催される「YBCルヴァンカップ」と併せて国内三大タイトルと言われています。
天皇杯はJリーグのプロサッカーチームに加えて各都道府県の予選を勝ち抜いた大学などを含むアマチュアなども参加するのが大きな特徴です。
アマチュアも参加出来る天皇杯では、たまにサッカーの強豪大学やアマチュアクラブがプロであるJリーグチームに勝利をするジャイアントキリング(格下が格上に勝利する番狂わせの意)が起きることも魅力です。
そんな天皇杯は従来、9月頃から1回戦が始まり決勝戦は1月1日に行われることが恒例で新年の風物詩ともなっていました。
しかし今年は「2022年カタールワールドカップ」が11月~12月にかけて開催される影響を鑑みて前倒しで10月16日に決勝戦が行われました。
リーグ戦では7連敗中。それでも...
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前置きが長くなってしまいましたが、そんな今年の天皇杯の決勝戦まで勝ち進んできたのが「サンフレッチェ広島」と「ヴァンフォーレ甲府」です。
「サンフレッチェ広島」はJリーグの1部に所属し、リーグ戦終盤の現在の順位は18チーム中3位の成績を収める強豪チームです。
そして対戦相手である「ヴァンフォーレ甲府」は現在Jリーグの2部に所属しています。
そんなヴァンフォーレ甲府は決勝戦に駒を進めるまでに、3回戦では「コンサドーレ札幌」、4回戦では「サガン鳥栖」、準々決勝では「アビスパ福岡」、準決勝では「鹿島アントラーズ」とJリーグの1部のチームに立て続けに勝利を重ねてきました。
そんな両チームで行われた決勝戦。格上である「広島」が有利になるだろうという大方の予想に反して「甲府」が先制点を挙げます。
後半に「広島」の猛攻で1対1に追いつかれてしまい、延長戦にもつれ込む中でハンドの反則を取られて「広島」にPKのチャンスが与えられるなどの絶体絶命のピンチもありましたがここを凌いで延長戦を戦いきると「PK戦」での決着になりました。
そしてPK戦の結果、なんと甲府が勝利して天皇杯の優勝を勝ち取りました!
そんな優勝を果たした「甲府」は、実はJリーグの2部では成績が芳しくなく22チーム中18位に位置しており、直近のリーグ戦の成績はなんと7連敗中と不調だったのです。
7連敗中であるにも関わらず、天皇杯では広島を含めた1部の格上チームに5連勝して優勝を飾ったのですから驚きですよね!
まとめ
いかがでしたか?
格下が格上相手に勝利する番狂わせをまさに表したような試合でした。
格下だからなどと最初から諦めていたらこのような結果には絶対にならなかったと思います。
最後まで何が起こるか分かりません。私たちもあきらめずに最後まで頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり
久保佑輔
参考文献◆