こんにちは。神奈川訓練センター 広報・コミュニケーション部のYです。
今回は、今年6月にPR犬を引退した「モカ」のことを紹介します。
モカは2010年4月30日生まれのラブラドール・レトリーバーの女の子
一度は盲導犬になったものの、事情があり5歳で早期引退した後、PR犬の仕事をしていました。
PR犬と言っても、モカの仕事は他のPR犬とは少し違います。
モカは、北里大学メディカルセンターの「北里メディカルドッグ」としてAAT(動物介在療法)の仕事を4年半勤めていたのです
▲右がモカ。 左は北里メディカルドッグ1代目のPR犬ハイク。
AAT(動物介在療法)とは、医療者の指示の下、患者の状態に合わせて動物の力を借りて行う治療方法の1つで、モカは北里大学メディカルセンターの医療者からの依頼を受けて、たくさんの患者とふれあいました
▲患者さんとのふれあい、モカもリラックスして気持ちよさそう。
ふれあいのときはハンドラー(メディカルドッグと一緒にAATの活動をする病院スタッフ)が求めていることを良く理解して自分から動くモカ。持ち前の明るさでいつもニコニコと患者と接して、多くの方の治療に貢献しました。
▲北里メディカルドックのハンドラーさんたちと。
北里大学メディカルセンターで行われた卒業式では、医療者の方々より感謝の言葉をいただき、華々しく引退をしました
▲北里メディカルセンターより、モカへ感謝状
最後は、卒業式に参加した皆さんと集合写真
協会職員もオンラインで参加させてもらい、北里メディカルセンターの皆さんとモカへ感謝を伝えました。
そして、北里メディカルセンターのみなさんより、モカの活動の様子をまとめた卒業記念ムービーまでプレゼントしていただきました
卒業ムービーは、下記からご覧いただけます。
モカの存在は患者だけでなく、周りの多くの人に幸せを運んだことと思います
引退後もそのままの明るさで、周りの人たちを笑顔にしてね
▲北里メディカルドッグの後継となるPR犬キース(左)と、PR犬ヨー(右)