パピーウォーカーさんからのお手紙 | 日本盲導犬協会

こんにちは!

富士ハーネス 総務部Sです。

 

 

ただ今「富士ハーネス」でご見学頂けるのは『バーニー』と『カプア』の子供達です。

 

 

今日も幼犬用運動場へ遊びに出掛けましたルンルン

「パピー」と呼ばれて、一目散に走っていくバーニー子の後を、少し後に産まれたカプア子が一生懸命追い掛けていく姿が可愛いですね照れ

 

 

元気いっぱい! 動きも俊敏になってきました。

 

 

 

『ルネッサ』子達は、パピーウォーカーさんの家族として迎えて頂きました。

 

盲導犬の育成は、ボランティアさんのご協力なしでは成り立ちません。

数あるボランティアの中でも、一番有名なのは子犬を育てて頂く『パピーウォーカー』でしょうか。

 

 

生後2ヵ月から、約1歳になるまでの期間、家族の一員として、愛情いっぱいに育てて頂きます。

 

 

1歳になって、訓練センターへ戻って来る際に、パピーウォーカーさんご家族からはお手紙とお写真を頂きます手紙

 

 

このお手紙は、パピー担当職員や訓練士以外の、私のような事務員も全員で読ませて頂いております。

 

 

どんな風に家庭で過ごしていたのか、その子にどんな思いで接して下さっていたのか、お手紙を通じて愛情ラブラブがいっぱい伝わってくるので、このお手紙を読ませて頂くのが毎回楽しみですおねがい

 

 

頂いたお写真は、訓練犬達の過ごすお部屋に飾って、毎日眺められるようになっています。

 

 

盲導犬になるのを目指して、訓練士は犬達と真剣に向き合っています。

 

 

もちろん、訓練士だけではなく、犬舎で日常の世話をするケンネルスタッフや、私たち事務所の職員も、1頭でも多くの盲導犬が活躍出来るように頑張っております。

 

 

犬舎スタッフにグルーミングをして貰って、毛並みも艶々ですキラキラ

 

 

この子は、今から市街地へ歩行の訓練にお出かけするようですね車

 

パピー達は、盲導犬としての資質を持ったお父さん犬、お母さん犬から産まれてきますが、盲導犬になる子は、約4割。

残り6割は別の道に進みます。

「盲導犬になれなかった犬って…ダメな犬??」と聞かれる事がありますが、そんな事はありません!!

人にも向き不向きがあるように、たまたま盲導犬というお仕事に向かなかっただけ。

無理やり全頭を盲導犬にするような事はありません。

盲導犬ではない生き方が、その犬にとっての幸せであると判断した場合、その犬が一番幸せだと思える道を進みます。

 

盲導犬にならなかった子たちを「キャリアチェンジ犬」と呼んでいます。

キャリアチェンジ犬を飼育して頂くボランティアさんも募集しておりますので、ご興味のある方は、【日本盲導犬協会HP】までスマホPC