日本最初の盲導犬 | 日本盲導犬協会
富士ハーネス 総務部Sです。

突然ですが、盲導犬の歴史について皆さんご存知ですか?

西暦79年に火山の噴火で灰に埋もれた事で有名な、古代都市ポンペイの遺跡からは、目の不自由な方が犬と一緒に歩いている様子が壁画として残っているそうです。

今から約2,000年も前(日本は弥生時代)! そんなに昔から、視覚に障がいのある方と犬は寄り添って生活していたんですね。

日本で最初に活躍した盲導犬は、1939年(昭和14年)にドイツから輸入された4頭のジャーマンシェパード。
『リタ』 『アスター』 『ボド』 『ルティ』 です。


この日本最初の盲導犬に関する展示が、富士ハーネスで行われています。



この4頭は、戦争で失明した兵士の社会復帰の為に導入されました。
戦火が広がるなか、盲導犬たちは数奇な運命をたどります…。




ドイツから輸入された『ボド』の子供で、和製盲導犬の1頭『千歳号』のはく製や、当時のハーネスや白杖も展示されています。

是非、富士ハーネスで盲導犬の歴史に触れてみて下さい。