普段アクセスが少ないページのアクセス数が急上昇していたので、逆リン辿って見たら、2ch「清水由紀子さんなにを訴えたかったのか 」だった。


相変わらず、不毛な論戦が繰り広げられている。


まあ二次元君たちは好きにすれば良いのだが、やはり出てきた「自称被害者」達。

本当に何処にでも顔を出すんだよな。


その中で面白い物が有った。


大御所のサイト(AGSAS) へのリンクだ。

いや~そこに面白い物があった。


清水由紀子さんの肉声だ。

本人かどうかは、音声スペクトラムアナライザーで声の成分を比較すればある程度は分かるが、する気も無い。

創価だろうが、北朝だろうが、芸能人だろうが、政治家だろうが心の病は等しく発生する。

だから私にとっては、声の主が誰かなど何の意味も無いし、興味も無い。


しかし、もしこれが本人だとしたら、清水由紀子さんの自殺の要因を作ったのは「AGSAS」と言う事だ。

その肉声?の中にこんな言葉がある「心の支えになっている」と。

清水由紀子さんが、もし自称被害者のサイトなど見ずに、心療内科なり精神科の門を叩いていれば、こんな事にはならなかっただろう。


これは、その恐ろしさを経験した人なら実感するだろう。

「AGSAS」に代表される自称被害者のHPによる精神疾患者に対するマインドコントロール、そしてその増殖。


そのメカニズムは、このブログで色々と書いているが、一言で言えば「恐怖の植え付け」である。

心に病を持った者は、必ず「不安」に陥る。


不安は理性を奪い、不安を肯定する事しか考えられなくなる。

そこに、自称被害者が日常当たり前にある事を「犯行」であると意識に刷り込み、当たり前の日常を非日常と認知させてしまい、不安を恐怖に変える。

「不安」の時点なら、気長に接すれば言葉は届くが、恐怖に陥ってしまえば自称被害者以外の言葉は届かない。

そして、「医者も共謀者」と刷り込まれた結果、医療を拒否して病状を悪化させ、孤立感を深めて行く。


そして、孤独感や孤立感は、自殺衝動が起こる。

これもまた、恐怖に理性が封じられている為、一度死を考え出したら「死」を肯定する事しか考えられなくなる。

そして、自分を殺せないと、他人を殺そうとする人が出てくる。

そう、秋葉原無差別殺傷事件の加藤智弘容疑者のように。


「AGSAS」の様な存在は自殺者を増やす事は有っても、誰も救えない。

救われた人など一人もいない。

闇サイトに匹敵する危険な存在でしかない。


「AGSAS」で公開している清水由紀子さんの音声ファイルには、何故創価犯人説が生まれるのか?その答も含まれている。


ちなみに、清水由紀子さんの自殺の要因は、幼い頃に父親を亡くした時から始まっていたのだろう。

母親は子供に愛情を持ちすぎるあまり、親離れの時機を逸してしまう。

それは「親孝行な子供」「子供思いな親」「仲の良い親子」に見えるだろう。


しかし、親離れ(心の自立)出来なかった人は、親が他界したり、認知症になったりすると、高確率で心に病を持つ。

その大半が、独身者(離婚含む)であり、仕事をする気力が無くなったり、引き篭もりがちになったりし、鬱病の症状を示す。


先日も、母親の死を切っ掛けに兄が弟(60歳代?)を殺した事件が発生している。


しかし、2chの反論者も、馬鹿の一つ覚えみたいに、すぐに「統合失調症」と言う言葉を使いたがる。

それは、現実を知らないと言う事であり、同類なんだよな。

妄想とは「根拠のない誤った判断に基づいて作られた主観的な信念」の事を言う。


現実を見れば、自称被害者の大半が「鬱病」や「神経症」そして「認知症」であり、「妄想」と言うより「不安」を生じさせる病気による「発想」であり、「統合失調症」は少数派である事が分かるだろう。

そう言う意味では、自称被害者の言う精神病とは、統合失調症の事であり、彼等の主張する「精神病に仕立てられる」と言うのは、あながち間違いでは無い。


こうした問題は、不安の時点でその不安を取り除いたり緩和する事であって、不安を恐怖に変えてはいけない。

私は「AGSAS」が何をしようと自由だと思っているが、自分が他人にどんな影響をもたらし、どんな事が起きているのかを自覚して欲しいと思う。


清水由紀子さんの肉声を公開して「被害」を訴える前に、自分の妄想や活動が人の命を奪う一翼を担っている自覚を持つべきだろう。



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