資格試験短期合格のための勉強法
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インプット期の復習は複数回

インプット期は、各科目の範囲を頭から勉強していくことになりますが、どうしても進んでいくに連れて前の内容が記憶から薄れていきがちです。

ですから、復習のやり方をうまくスケジュール化して、忘却を防ぐようにしましょう。

例えば、
1.授業を受けたら、その日のうちにざっとでも内容を復習
2.次の日の朝に、それを覚えているか軽くチェック
3.お昼~夜にかけて、しっかりと内容を復習
4.次の授業の前の日に、もう一度その内容をチェック
5.これにプラスして、今まで習った範囲も軽く復習
などとすればよいでしょう。

1.3.は、みなさん普通に行われることだと思いますが、4.5.がミソでしょうね。

4.を行うと、記憶の忘却を防げるだけでなく、次の授業もスムーズに入れるようになりますから、一石二鳥です。

また、5.はかなり強力で、これを続けていけば、授業が終わる頃にはすっかり全体像が頭に入っている状態になれます。

もちろん、みっちりと復習しようとしたりすると、いくら時間があっても足りませんので『教科書の大項目を追っていく程度』という割切りでかまいませんので、是非実行してみてください。

マインドマップも有効

マインドマップというのは、イギリスのトニー・ブザンという人が開発したノートの取り方です。

日本では、ビジネスコンサルタントとして有名な神田昌典氏が広め、あの勝間和代さんも推奨しています。

また、受験漫画の名作『ドラゴン桜』でも、これに似た方法(マインドツリー)が紹介されていました。

やり方は、中心になる概念を真ん中に書いて、そこから放射線状に枝を伸ばすように書いていくというもの。

まあ、私が説明するよりも、公式サイトでユーザーが書いたマップを見るほうが早いでしょうね。
⇒ マインドマップの活用例

これを作ると、頭が整理されますし、その後の復習も非常に短時間で出来るようになります。

慣れるまでちょっと時間がかかるかもしれませんが、頭の整理などにも便利なので、この機会にやり方を覚えてみるのも良いんじゃあないでしょうか?

参考書は色々出ていますが、以下のものが一番評判が良いようです。

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (.../遠竹 智寿子

¥1,260
Amazon.co.jp

ちなみに資格試験の勉強用となると、書いたマインドマップをバージョンアップしていくことが必須になるので、PCで作成するのも有効です。

こちらも色々ソフトが出ていますのでいくつかご紹介します。

本家はこちら
Buzan’s iMindMap Ver.4 日本語版 Pro for Windows/イーフロンティア

¥21,000
Amazon.co.jp

勝間氏御用達の、ちょっとビジネスチックなのはこちら(高いんだよね...)
MindManager 9 日本語版 発売キャンペーン価格/マインドジェット

¥54,600
Amazon.co.jp

フリーソフトはこちらをご参照ください
⇒ FreeMind活用クラブ

まあ、いきなりソフトを導入するより、とりあえず書籍を読んでみて、手描きで初めて見るのがベターでしょうね。

インプイット講義を効果的に定着させる方法

講義等では、新しい情報をインプットするわけですが、これを効率よく定着させる方法を、いくつかご紹介したいと思います。

1.人に教える

この間ご紹介したStudyHack!のP35~36に記述があるのですが、学んだことをどれくらい覚えているかの調査をしたところ、
・聞いたときは10%
・見たときは15%
・見て聞いたときは20%
・話し合ったときは40%
・体験したときは80%
教えたときは90%
となるそうです。

これは、個人的にも、体感しているところです。
教えるための準備の過程で、自分なりに情報が斟酌され、定着するわけですね。

とはいえ、どうやって教えるかですが...
勉強会を開く(話し合いもできますね)
勉強ブログなどを作成して、発信する
などが良いのではないでしょうか。

2.自分で講義をしてみる

上とかぶりますが、何かの本で、『習ったことを定着させる一番よい方法は、習って2日以内に自分で講義することだ』という記述を見たことがあります。

これも非常に良い方法ですね。

聞いてくれる人がいなかったら(フツーいないと思います)、シャドー講義でもよいので、翌日までに自分で講義をしてみると、定着度がアップすること間違いなしです。

3.実体験する

1.のデータの中にある内容は、何もトップしか注目してはいけないものではありません。その他の上位のものも、取り入れていけば、定着度が増すのは確実です。

その中で、特に注目したいのが、体験する(80%)です。

・もちろん限界はあると思いますが、出来る限り習ったものを体験する
・体験できなくても、リアリティーを持って想像する
ということをしていけば、定着度は向上するでしょう。
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