資格試験短期合格のための勉強法 -5ページ目

特徴1.「今年合格する」という熱意がある

今回から5回に渡って、資格試験短期合格者の特徴について書いてみたいと思います。

もちろん、短期合格された方々は、お一人お一人を見るとそれぞれタイプは異なるわけですが、短期合格者を沢山集めてマクロ的に見ると、『特定の傾向』が認められます。

この傾向を知ることは、これから資格試験を受けようとする方にもお役に立つと思いますので、以後5回に渡って一つづつ解説していきたいと思います。

第一回目のテーマは、『熱意』です。



資格試験に短期合格した人を見てみると、様々な事情で「後がない」という方の割合が多いです。

そうでない場合でも、少なくとも「絶対に今年で決めてやる!」という気持ちでかかっている方が、(経験則的なものではありますが)9割以上を占めています。


では、短期合格のためには、『今の仕事を辞める』等で自分を追い込めばいいのか?というと...プレッシャーに対する強い/弱いがありますので一概には言えません。

場合によっては、自分を追い込むことで逆にパフォーマンスが低下する人もいらっしゃると思います。

それでも、「今年決める」という熱意・覚悟があるかどうかは、勉強に対してどれだけ真剣に打ち込めるかに関わってきます。



少し見方を帰ると、受験勉強の期間が長引くということは、予備校等の費用がかかるだけではなく、資格を撮っていたら出来た仕事も失っている訳ですから、大きな機会損失が生じていることになります。

また、今の社会情勢の中、受験勉強ができるということは、ある意味恵まれた環境にあるということも事実です。

このようなことも少し意識し、
実際に追い込まれていようがいまいが、
「今年絶対に合格する!」
という熱意と覚悟を持って勉強に取り組んでいただければと思います。

バーチカルタイプの手帳

週間スケジュールを計画する際のバーチカル・タイプの手帳について、週間スケジュールの記事の中で佐々木かをりさんのアクション・プランナーをご紹介しましたが、最近色々出ていますね。

今日、たまたま本屋へ行ったので、パラパラと見てみたんですが、色んな工夫のある手帳が色々と出ていて、面白かったです。

その中で目を引いたのが、ライフハック関連書籍でおなじみの小山龍介さんの監修しているLIFEHACK PLANNER(ハック手帳)です。

バーチカル・フォーマットの部分だけでなく、1年計画・月間計画を簡単に立案できる部分なんかもあって、ついつい買ってしまいました(笑)。

また、これと迷ったのが、テンミニッツ手帳です。バーチカルの部分に直接書き込むのではなく、いったん付箋に予定を落として、これをバーチカル部分に貼り付けていくというスタイルが新しいですね。

いずれも、資格試験受験の際のスケジュール管理にも使いやすいんじゃないかと思いますので、もしよろしければ本屋等でチェックしてみてください。

記憶のメカニズム概要(3.脳は夜中もがんばっています)

今回は、記憶のメカニズム概要のラストとして、『脳は夜中もがんばっています』をお送りします。

出典は不明ですが、色んなところから聴いているので本当の事だと思うんですが、記憶は寝ている間に整理されて定着するそうです。

※あ、オムツのテレビCMでも同様の趣旨のことを言っていましたね!

これを具体的に体感したことはないんですが、考えがまとまらない状況の中で、一晩寝たら頭がすっきりして...などと言うことはよくある話なので、個人的には、そういう事もあるんじゃないかな?という気がします。

と、すれば、
寝る前にその日に勉強したことをざっと復習しておくと、
 寝ている間に再構築されて記憶に定着しやすくなる。
・更に、朝起きてすぐに、昨日勉強したことを見直すと、
 更に定着が深まる。
という結果になるはずです(参照⇒週間スケジュール)。

実際、私の生徒さんで短期合格された方は、この方法を強く推奨してらっしゃいました。

この説の真偽はともかく(笑)、上記の癖をつけておけば、少なくとも良好な反復学習は可能になるはずです。

そうすると、前回記事の忘却曲線との関連からも有利ですよね。

これは!と思った方は、是非是非実行してみてください。