8ハウスの太陽の人って大体、
こんなものもらっても…
なものをもらいがちです。
対して金星が入っている場合は
純粋にもらい物が多いよね、という感じ。
この差はどこから来るか?
8ハウスは本来重ためのハウスなので
そんな重ための場所を自分の生きるフィールドにしているわけです。
そして同時に8ハウスは誰かの(もちろん身近な人ではありますが)
2ハウス、つまりこだわりとかエゴとかが詰まったハウスでもあり、
それを継承していくことになるんですね。
ということは、8ハウスに太陽が入っている人というのは
誰かのこだわりを丸っともらうことになる…
ので、つまり本人のこだわりからは
ズレていることもあるわけです。
だから、「ナニソレいらない」になる。
だけど、そういうものって往々にして若い時には不要でも
年齢を重ねるにつれ「あの時もらっといて本当に良かった…」
と胸をなでおろす感覚になるから不思議です。
あ、私は8ハウス何にもないけど。
若い人にはあんまり恩恵が無いように見えるのが8ハウス。
金星の場合、金星ってだけでキラキラしてるから
「えーうそ嬉しいー!ありがとー♡」
ぐらいのテンションでもらえたりするぐらいの
ライトなものが多いんですが
太陽ってその人の生き方全般に一番大きくかかわってくるので
そんなテンションであろうはずがないんですよね。
で、なんなら「もらってませんけど」
ぐらいに言ったりね。
この歳になってから思うけど
上の人たちからもらえるものは
やっぱりありがたいものが多いなぁと思います。
だって、その人たちが試行錯誤したものを
自分はその苦労をせずしてもらえるんですからね。
しかし一方で、太陽は自立性を表すので
「人からもらう」ということ自体に
抵抗があるのも正しい姿勢だと思います。
だからこそ、若い時(特に火星期が終わるまで)
は嫌がる人が多いのだろうな、とも。
8ハウス自体は時間がかかることなので
そうやって少しずつ自分の中に取り込んでいって
いつかその恩恵に気づくことがあったら
その時にようやく上の人たちの仕事は終わったことになるのかな、と思います。