おはようございます☀️
今日は「糖尿病の何が悪いの?」
つまり「なぜ治療、血糖値をコントロールしなければならないのか?」というお話と、糖尿病治療の大切なことについてです看板持ち
 
糖尿病の長期罹患は合併症リスクを上げる
 

前々回の記事


に書いたように、

症状がなく痛くもかゆくもない方に


むしろ調子が良いとまで言う方に

(稀ですが)



なぜ、医療者である私たちは


「出来るだけ早く治療を始めて下さいね」

「治療は途中で辞めずに続けてくださいね」


と言うのでしょうか。



それは

糖尿病は長く続けば続くほど


数年後、数十年先の将来

合併症を起こす可能性が高くなる為です。



その為、

治療ができていない期間をいかに短くするか



このことが

とても重要になってきます。



▪️できるだけ早く治療を始めましょう

▪️治療を辞めずに続けましょう

 


という言葉に併せて

食生活について、運動習慣について


何度も同じようなことを患者さんにお伝えしてしまう事がありますが



その理由は

医師や看護師、管理栄養士(理学療法士がいる場合も)は、できる限り患者さんの将来、合併症を起こす可能性を下げたいと思っているからです。



医療者が患者さんの為に出来ることは限られますが、


一緒に合併症を防ぎたい(こう書くと若干恩着せがましいですが)

という思いを持って日々お話をさせて頂いています。








最後にまとめを貼ります看板持ち






糖尿病治療が必要な理由

糖尿病による合併症を防ぐため



糖尿病治療の大切なこと

患者さんご自身が

治療=自分の将来の身体を守ること

(糖尿病の合併症予防)と認識すること



生活と数値を振り返りながら、ご自身が無理なく続けられる治療スタイルを見つけること



時には信頼できる医療スタッフに相談したり支援を受けながら中断することなく治療を続けていくこと


 


これが「糖尿病の何が悪いの?なぜ治療、血糖値をコントロールしなければならないの?」の答えです。

また、糖尿病の合併症を予防する為に必要なことをお話しました。





次は合併症って何?に続きます