岸田総理、間一髪危機を逃れる。運がよかったのか、使い切ったのか。 | PetipetitRetire!

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 4月15日、和歌山の雑賀崎漁港で岸田首相にパイプ爆弾のようなモノが投げられ、破裂した。漁港は大騒ぎであるが、赤シャツの漁師(組合長か)が、まだパイプを持っている犯人に毅然と立ち向かい、ヘッドロックをかけるなどして、二の矢を防いだ。まずはGJである。SPも鞄でパイプをはじき、すばやく総理を避難させるなど仕事はしていたようだ。まあ、爆弾を持ち込ませ、総理の近くまで近づき投げさすなど、相変わらずユルユルの警備態勢である。おまけに、SPが爆弾を聴衆の方に向かって蹴ったのはいただけない。爆弾の威力がもっとあったり、釘などを入れていたなら大惨事であり、岸田内閣はジエンドであった。花火ていどな爆弾なので音は大きかったが、けが人もたいしたことはないようだ。それでもって、和歌山駅の演説は大盛況となり、同日の和歌山市駅の維新は、吉村、山下知事の応援もむなしくすべったようだ。結果オーライである。テロに屈せず毅然と立ち向かう岸田総理は株を上げ、好感度プラスであるが、広島のサミットで同じ事が起これば、すべてが台無しである。花火のようなものでもこんなに効果的であるのだから、スシローテロのように、世の中をすねている人間などいくらでもいるし、絶好のモデルとなったのかもしれない。総理はもちろん、市民にも被害者がいなかったのは本当に不幸中の幸いである。やはり日本はお花畑にいるようだ。

  海外の反応は、安倍総理が亡くなって1年も経たないうちに、現職の総理の近くまで、パイプを持ち込まれたのだから、日本は治安がいいのか悪いのかよくわからない不思議なくにのような扱いとなっている。まあ警察としては失態であろう。岸田総理も好感度アップはいいが、本人が調子に乗って、何かがんばろうとすると必ずこけるのである。来週は何かが起こりそうな気がするのは僕だけだろうか。

 来週の日経平均は、アメリカの重大な経済指標の発表もなく、なんとなく上がり、29000をうかがうことが予想される。あわよくば、このまま吹き上がり、30000をこえていくといきたいところだが、こんな時に限って何かが起こる。ここは慎重にやっていこう。FIRE!