父の一周忌で実家に帰るため、水曜の夜荷造りをした。
小型のキャスターバッグが見当たらない。
こういう時は大は小を兼ねるという。
まだ、NRTのタグが付いているボストンバックを引っ張り出して荷物を詰め込んだ。
かなりデカイ。
たった、3泊4日の着替えに式服、靴を詰め込んでも半分もいかない。
まあ、仕方ない。
向こうで何か買って詰め込んで帰れば良い。
そう思い、準備を終えた。
そして木曜。
会社を早めに上がり、自宅に荷物を取りに帰り、ついでに着替えを済ませる。
自宅を出てキャスターバッグを引っ張る。
この辺は空港が近いので、大きな荷物を持ち運ぶ人が多くあまり目立たないと思っていたが、やはりこの大きさは目立つ。
まるで、大きな牛を引っ張っているようだ。
超デカキャスターバッグを転がしながら、恥ずかしさに堪えねばならない。
こういう時は、そしらぬ顔をして、いかにも海外へ長期滞在するかのように、さも当たり前の顔をして颯爽と歩くしかない。
しかし、そんな気取った時に限って何かが起きる。
思いっきり格好をつけて引っ張ったら、ドナドナが嫌がった。
自動改札を通り抜ける際にゲートにスッポリ挟まってしまった。
「ぬっ、抜けないっ」
もはや、押しても引いてもびくともしない。
私の後ろの男は迷惑そうに舌打ちをして別のゲートへ。
暫く格闘していたが、埒があかない。
ゲートでは“ピンポン”鳴りっ放しである。
人目を引く…
仕方ないので、キャスターバッグを蹴飛ばして、スッポリ嵌まったゲートから嫌がるドナドナを漸く救出。
いそいそと、恥ずかしさで身を小さくしながらホームへと向かった。
小型のキャスターバッグが見当たらない。
こういう時は大は小を兼ねるという。
まだ、NRTのタグが付いているボストンバックを引っ張り出して荷物を詰め込んだ。
かなりデカイ。
たった、3泊4日の着替えに式服、靴を詰め込んでも半分もいかない。
まあ、仕方ない。
向こうで何か買って詰め込んで帰れば良い。
そう思い、準備を終えた。
そして木曜。
会社を早めに上がり、自宅に荷物を取りに帰り、ついでに着替えを済ませる。
自宅を出てキャスターバッグを引っ張る。
この辺は空港が近いので、大きな荷物を持ち運ぶ人が多くあまり目立たないと思っていたが、やはりこの大きさは目立つ。
まるで、大きな牛を引っ張っているようだ。
超デカキャスターバッグを転がしながら、恥ずかしさに堪えねばならない。
こういう時は、そしらぬ顔をして、いかにも海外へ長期滞在するかのように、さも当たり前の顔をして颯爽と歩くしかない。
しかし、そんな気取った時に限って何かが起きる。
思いっきり格好をつけて引っ張ったら、ドナドナが嫌がった。
自動改札を通り抜ける際にゲートにスッポリ挟まってしまった。
「ぬっ、抜けないっ」
もはや、押しても引いてもびくともしない。
私の後ろの男は迷惑そうに舌打ちをして別のゲートへ。
暫く格闘していたが、埒があかない。
ゲートでは“ピンポン”鳴りっ放しである。
人目を引く…
仕方ないので、キャスターバッグを蹴飛ばして、スッポリ嵌まったゲートから嫌がるドナドナを漸く救出。
いそいそと、恥ずかしさで身を小さくしながらホームへと向かった。
ドビッシー
バレエ音楽「カンマ」
サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲
ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビッシー
前奏曲集「パックの踊り」、「ミンストレル」、「水の精」、「花火」
古代のエピグラフ
ラヴェル
ラ・ヴァルス
指揮 準・メルクル
アルト・サクソフォン 須川展也
ピアノ曲は好きだけど、やはりオーケストレーションのドビュッシーは馴染まない。
あの混沌としたメリハリの無い感じが好きでない。
20世紀の始めはこんな曲が多い。
当時の前衛は現代から見れば、カビ臭さの残る古めかしさが鼻につく。
大好きな一曲である、パゥァーヌとラ・ヴァルスは楽しめたが、ラストを締める曲としてはハッピーな気分で帰れない。
今年は、タイタニック事故から100年らしく、テレビで特集を放映していた。
海底に沈みヘドロを被った船内をロボットカメラが映し出す。
ライトに浮かび上がった豪華さが伺える装飾や金銀を散りばめた金物が見つかる。
贅を尽くしたダンスホールは一晩で海の底となり、栄華を極めた処女航海が何とも物悲しい。
ラ・ヴァルスを聴くとその映像を思い出した。
もう少し明るい曲が聴きたかった。
バレエ音楽「カンマ」
サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲
ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビッシー
前奏曲集「パックの踊り」、「ミンストレル」、「水の精」、「花火」
古代のエピグラフ
ラヴェル
ラ・ヴァルス
指揮 準・メルクル
アルト・サクソフォン 須川展也
ピアノ曲は好きだけど、やはりオーケストレーションのドビュッシーは馴染まない。
あの混沌としたメリハリの無い感じが好きでない。
20世紀の始めはこんな曲が多い。
当時の前衛は現代から見れば、カビ臭さの残る古めかしさが鼻につく。
大好きな一曲である、パゥァーヌとラ・ヴァルスは楽しめたが、ラストを締める曲としてはハッピーな気分で帰れない。
今年は、タイタニック事故から100年らしく、テレビで特集を放映していた。
海底に沈みヘドロを被った船内をロボットカメラが映し出す。
ライトに浮かび上がった豪華さが伺える装飾や金銀を散りばめた金物が見つかる。
贅を尽くしたダンスホールは一晩で海の底となり、栄華を極めた処女航海が何とも物悲しい。
ラ・ヴァルスを聴くとその映像を思い出した。
もう少し明るい曲が聴きたかった。