ドビッシー
バレエ音楽「カンマ」
サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲
ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビッシー
前奏曲集「パックの踊り」、「ミンストレル」、「水の精」、「花火」
古代のエピグラフ
ラヴェル
ラ・ヴァルス
指揮 準・メルクル
アルト・サクソフォン 須川展也

ピアノ曲は好きだけど、やはりオーケストレーションのドビュッシーは馴染まない。
あの混沌としたメリハリの無い感じが好きでない。
20世紀の始めはこんな曲が多い。
当時の前衛は現代から見れば、カビ臭さの残る古めかしさが鼻につく。

大好きな一曲である、パゥァーヌとラ・ヴァルスは楽しめたが、ラストを締める曲としてはハッピーな気分で帰れない。
今年は、タイタニック事故から100年らしく、テレビで特集を放映していた。
海底に沈みヘドロを被った船内をロボットカメラが映し出す。
ライトに浮かび上がった豪華さが伺える装飾や金銀を散りばめた金物が見つかる。
贅を尽くしたダンスホールは一晩で海の底となり、栄華を極めた処女航海が何とも物悲しい。
ラ・ヴァルスを聴くとその映像を思い出した。
もう少し明るい曲が聴きたかった。