結果を追い求め
達成したとしても、喜びは束の間で
また、新たな苦悩が始まる。。。
これは、私が金融関係のお仕事をしていた時に感じた気持ち。
部署の中で、「数字」を競わされ
それが自分の評価、すなわち価値となっていた。
毎月出る「数字」に一喜一憂し
同僚とは〇〇さんはズルい事している！
とかよっぽど運が良いのね！
なんて愚痴ばかり。
負けん気が強かった私は
一番になりたくて
必死に「数字」をとりに行きました。
その結果、
常に上位に位置し
それなりに一目置かれるようになります。
でも、その時の私が幸せだったかというと
そうでは無かった。。。
トップになったとしても
その喜びは一晩だけで
明日からは
また競争が待っている。
常に上位でいなくてはならないという自意識とともに
下からの追い上げの影が恐怖となり
一時も心が安らぐ事は無かった。
それを解消する為に
買い物に逃げ込んだりもしていました。
やっても、やっても報われる事のない
競争のスパイラル。
それはまるで
修羅の世界。。。
今はそこから抜け出し
自分が成長する喜びの世界に生きています。
「大きな声」や「強い言葉」とは無縁で
心がビクビクすることもありません。
抜け出す勇気
誰もが鎖につながれて
その環境にいる訳では無いです。
何だかの得する事があるので （私はお給料でした）
文句を言いながらも続けている。。。
もし、こんな風に
上ばかりを目指す
キリの無い世界に虚しさを感じたら
その階段を降りる事も出来るんだよ！
ただ、無限階段を登り続ける虚しさを
知ったから
今の自分が居るんだよね。
何事にも無駄な事は無いてことですね。。。