紀伊田辺駅周辺の経過時間表示付き歩灯 | ジェットカーのブログ

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 さて,今回からはまた単発のブログ記事になります.今回は,青春18きっぷで紀伊半島を一周したときに,撮影したちょっとした信号ネタの紹介です.

 

 早朝の快速湯浅行,紀伊田辺行,新宮行,亀山行,加茂行,というような順番で乗っていました.丸一日使えば紀伊半島を一周して大阪に戻って来られるのは,距離を考えるとすごいことのように思います.

 

 途中の紀伊田辺駅では,列車の接続が1時間ほどありましたので,駅を出て駅前をぶらぶらしてみました.人通りはほとんどないのですが,経過時間表示付き歩灯がたくさんありました.

 

 

 

 まずは小糸の薄型第2世代です.大阪や兵庫同様,ゲージと灯火が同じレンズに収まっています.ゲージのコマ数は10で,他県より数も多いです.

 

 

 

 こちらは小糸の薄型第1世代です.こちらもコマ数は10です.先程の歩灯とこの歩灯は対面しているのですが.微妙に製造時期が違っていて,筐体の世代も違うという…何があったのでしょうか.

 

 

 

 こちらは三協の薄型歩灯です.アーケードの上に設置されているため銘板の撮影はできませんでした.コマ数は8で,小糸や後述すつ電材よりも少ないです.三協は8コマの経過時間表示付き歩灯しか製造していないのでしょうかね.

 

 

 

 和歌山名物ですね.喜の国信号です.製造された20年以上経っていることから,既に全く点灯しないものもありました.地面に埋め込まれていますので,衝撃でやられそうな感じがします.制御機が別で用意されていました.箱は先程の三協薄型歩灯に写り込んでいますので,そちらで大きさをご確認ください.1基ごとに用意されていまして,どうしてこうしているのか気になるところです.(AC100Vで動くようですし,歩灯の信号をそのまま突っ込めばよいようにも思いますが,電気知識は浅いためなんとも言えません.)

 

 

 

 最後は電材の薄型です.こちらはコマ数が10でした.2009~2010年度の工事で,経過時間表示付き歩灯が多く設置されたのかもしれませんね.各県の仕様の違いに各社はどう対応しているのでしょうか.このあたりは全国で統一してもよいかと思いますが,制度が整わないままに各々が動いてしまったというところなんでしょうか.ある程度の統一は必要だと私は考えています.

(信号趣味をやっていると各都道府県のアイデンティティを求めがちで,私も趣味に関してはそう思ってしまうのですが.)

 

 今回はこれにて.

 

撮影日

 2015年3月13日

 

次回予告

 呉の角型