今回から長編です.時間があるときにはブログを書いてるのですが,もう2年も前のことを書いているので,ただの備忘録ですね…とにかく進めます.
この遠征に出かける数か月前あたりから,授業を聴きながらいろいろ企んだ覚えがあるのですが,四国と九州を一回クルマで横断しようと思いまして,計画を練りました.あまり贅沢をする気がなかったのと,時間がはっきり読めるわけではないので,半分ほど車中泊にして,今思えばだいぶのんびりした行程にしました.一応初心者マークしてましたしね.
朝から家を出まして,R43を西へ.神戸市内を走行して,垂水から神戸淡路鳴門自動車道に.自分で明石海峡大橋や大鳴門橋を走るのは気持ちいいですね.大鳴門橋はいつになったら拡幅されるのか…
鳴門で降りまして,R11を南進.徳島市内ではあっさりネタを回収しました.
途中の県道にて.連続交差点で,手前の灯器には「次 下向き灯火」のプレートがありました.奥の灯器は青だけ電材ルーバーになっていまして,正面から見れば,黄も赤も点灯していないのがわかれば,青が点灯しているという感覚で通過しました.要は従道路側から青灯火が見えなければいいので,合理的な設置に思います.三灯とも電材ルーバーだと本当に近づかないと何が点灯しているのかわからないのが個人的にはちょっとなあと.
やはりここは外せませんね.徳島県警本部です.日本で最初に三灯式のLED灯器が設置された交差点としているようです.
ただ,2基あるうちの1基は,LEDユニットと銘板はそのままに,A型からD型筐体に移設されているようです.何らかの不具合があったものの,LEDユニットを残しておきたかったのかもしれませんね.
実際にここの交差点を車で通ってみましたが,順光でよく晴れていると,青灯火が結構白く見えました.初見ではちょっとわかりにくいなと言うのが私の感想です.撮影当時で20年半ほど経っていますし,そろそろ更新も考えていただきたいと思います.
警察本部からほど近い交差点です.FRP歩灯ですが,赤と青で異なる庇が装着されています.筐体に目立った傷もありませんし,事故対応という感じにも思えませんので最初からでしょうか?
途中道の駅によるついでとかでタイミングよく列車が来たので,何枚かディーゼルカーを.JR四国で切符を買ったり(赤券)しているのですが,結局鉄道には乗らずじまい…
那珂川あたりにて.徳島仕様の日信一体型です.2009年9月製造ということで,ちょうど1014号銘板に変わってすぐですね.
波橘駅周辺にて.このあたりはFRP灯器が密集しているのですが,私が行ったときには,何箇所か更新されていました.当時ほとんど?全く報告がなかった徳島仕様の日信現行型を撮影することができました.現在では,徳島も他県と同様のLEDユニットになったそうで,この仕様は短期間だけの設置になりましたね.将来希少ネタとして注目されるか…?
こちらはまだ残っていた交差点です.押しボタン式なのですが,夜間は歩行者が横断する際に,横断歩道が照射されるようです.
ふと車灯の銘板を確認してみると…なんと形式が人形になっているではありませんか.
ほかの車灯は通常の銘板だったので,製造時のミスのようですね.
ただ,気になるのは,「FRP製車両用交通信号灯器」に対して警交仕規第30号,人形の形式というのは,そもそもフォーマットがおかしいですよね.歩灯の銘板は通常「~製歩行者用交通信号灯器」となるはずです.もう一つ気になるのは,そもそも通常のFRP灯器に付けられている銘板とは違うということです.通常は製造番号の欄がOED~となるはずで,今回はO~になっています.同時期の日信FRPを他でも確認して,こうなっているかまた検証してみたいと思います.
途中信号待ち時に撮影.徳島アームかつダークアイレンズの日信セパという徳島らしい設置ですね.
牟岐町にて.日信FRPのφ250です.これの横仕様は存在しなかったんですかね…?
銘板は交通信号灯銘板で,昭和59年製造ながら,古いフォーマットのままです.徳島にはあと数基残っているそうです.
この頃には夕方になっていまして,ずっと車を走らせて高知市内の手前まで行きました.
日没の室戸岬にて.
撮影日
2015年2月20日
次回予告
変則ネタが多い高知