森リンさんとオフ会をした翌日,早速守口や門真のネタの撮影に向かいました.
この日は,太子橋今市駅付近から折り畳み自転車で探索をしました.
今市交差点.栃木じゃないですよ(笑).ここは白看板が大阪市内でありながら現役です.
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FRP包丁φ300.2015年12月頃にコイト薄型への更新を確認しております.包丁設置はこれで絶滅かと思いますが,大阪では歩道橋に設置されているものがまだ1基あることを確認しています(2016年3月下旬に現存を確認).
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松下初代樹脂.守口のものですが,これも2014年度にVSSへの更新を確認しております.そのほかの交差点も更新を確認しており,現在大阪で松下初代樹脂が現存している交差点は門真の1交差点のみかと思われます(2016年3月下旬に現存を確認).
カマボコφ250の自歩灯.大阪ではちらほらと見かけます.
日信二代目自歩灯.このあたりの世代はだいぶ少なくなってきました.
日信二代目φ丸形250.ここのアームは端が余っています.
押しボタン式の交差点.某大手電機メーカの工場の入口にもなっており,丁字路です.押しボタン式である表示板を,わざわざ車灯と同じ,円弧アームを用いて設置しています.どうしてこうも大層な設置にしてしまったのか.
日信二代目丸形とFRPφ450矢印.ここではこの1セットのみ残っていました.
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FRP包丁φ250.「車両用~」銘板でしたが残っていました.三角パタンレンズ.
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あとちょっと珍しいのがこの日信鉄板.昭和54年3月製で,大阪に残る日信鉄板の中では結構古い部類になります.庇取付金具が横に長いことや,コードキャップが他の世代と違って簡単な造りになっているのがこの世代の特徴です.
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さていよいよ幅広アームの宇宙人です,前日の晩に現存を確認していますし,9月だったのでまだそれほど更新工事は進んでいないだろうと思っていました.交差点に到着してみると...
なんか穴掘ってるんやけど!?!?!?
明らかに新ポール用に掘られた穴です.そしてこの看板が.
今日から工事始まってるやん!!!!
今日中には工事は終わらないだろうと思いましたが,これが明日には完了してしまうかもしれません.一人でも多く撮影できればよいと考え,私は交通信号オンラインのウェブマスターである,鈴木さんをTwitter上でお呼びすることにしました.
すぐに守口へは来られませんので,私は近辺のマークしていた交差点を撮影することに.
「金属製~」銘板かつ,警交仕規欄がないレアな世代の包丁未遂.歩灯銘板はまだ「歩行者用~」銘板のままです.
普通の電材薄型に見えますが,なんとコイト銘板です.製造年月的にお察しくださいといったところ.歩灯は自社製筐体.
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「包丁灯器」です.この交差点4セットとも両面設置をしているため,包丁設置(串刺し)はありません.ただ金属製筐体の場合は,串刺しにする部分に穴が予め開けられていますので,一目で包丁世代であることが分かります.
「予告」です.住宅地の中にひっそりとありました.うっかり見逃しそうです.
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道中,またしても更新工事に遭遇しました.ここはポールを植える真っ只中といったところでした.ここは三協高分子製の薄型灯器に更新されたようです.
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全て転用灯器の交差点.元々昭和50年までの樹脂灯器が設置されていたようですが,綺麗さっぱりアルミの転用灯器が設置されていました.元々横設置だったものを縦設置にしているものもありました.日信銘板の小糸D形もありましたが,すでに三協高分子製の新型の薄型灯器に更新されています.更新後は自歩灯なしになりました.
そして,ひとまず妹の文化祭を見に行きつつ,鈴木さんと合流するのでありました.
~その後のオフ会~
幅広アーム宇宙人の交差点にて集合し,徒歩で南下して金属包丁の交差点へ向かいました.そのころにはすっかり日も暮れており,三脚を使って(たまたま私が持参していた),包丁の3色点灯写真を撮影しようということになりました.鈴木さんがチャレンジされていた時,交差点を通過する車からヤンキーが,
「兄ちゃん,俺も撮ってぇな!!」
と言って去っていったのです.一瞬の出来事でした(笑)
撮影後は門真南駅で解散しまして,私はそのまま折り畳み自転車で家に帰りました(本当はバスに自転車を載せようとしていた).
撮影日
2014年9月20日
撮影場所
大阪府守口市,門真市ほか
次回予告
大阪市にあった古い日信初代丸形