1週間の関東遠征を終え,えきねっとでムーンライトながらが取れたのでそれに乗って大阪に帰ることにしたのですが,そういえば名古屋でまともに探索したことがないなと思い,早朝5時に名古屋で降りることにしたのです.
いくら夏とはいえ盆を少し過ぎたころだったので,5時ではまだまだ暗く,撮影できるような状況ではないので名古屋駅周辺のネタ収集をして6時過ぎから探索を始めました.
まずは名駅から西側を探索しました.
歩き始めてすぐに1本アームの樹脂が見つかりました.さすが愛知といったところでしょうか.
もう少し西に行きますと穴の開いた包丁未遂設置の丸型が.
愛知県は包丁設置を早い段階でやめていたようです。両面設置であれば穴を用いずに設置しますが,片面でもこのようにしているのは大阪の人間からすると新鮮です.
電材樹脂のある交差点に到着したので撮影後はまた名駅の方向へ.
小糸銘板でよく見かける日信銘板の四方向一体一灯点滅がありました.ブツブツレンズが装着されていました.
名駅に戻り,日信角形を撮影しようと少し近鉄電車に乗車しました.
黄金駅で下車したのですが同時券売機が故障していて,レアな乗車証明が登場していたらしいです。私は歩いて名駅に戻ったので見ることはできませんでしたが...

三灯ではもうここだけなんでしょうか,日信角形のφ300縦型です.
ここには所謂直角庇の日信初代丸型があります.

日信角形二灯の予告灯
煉瓦レンズの樹脂歩灯
宇宙人
再塗装されていることもあってか,普段見ている大阪出荷分の宇宙人とはまた違った印象があります.この庇は特にそれを感じさせますね.(写真は横浜出荷分のもの)
樹脂セパ黎明期?
平成13年製でして,警交仕規も24号でした.21世紀に入ってからも樹脂丸形が製造されていますので,ちょうど出始めのころでしょうかね.
京三銘板の三協薄型
愛知にしかないと思われるOEMです.製造番号がFB始まりというのも愛知らしさを感じます.
樹脂丸型にLED矢印
銘板を確認しますと,昭和期に製造されたものだったので,最初は電球式の矢印灯にLEDユニットを装着したようです.
小糸銘板四方向一体一灯点滅
偽包丁未遂&包丁矢印&二重格子レンズ樹脂矢印
これでもか!!というぐらいにネタが詰め込まれています.
φ250の矢印自体が全国的にどんどん珍しくなってきていますね.
電材薄型電球
撮影自体はここが初めてでした。こんな駅近くでも電球式を最近まで採用いていたとは...という印象でした.
まさかのロゴ付
これも再塗装されていて最初は気が付きませんでしたが,ロゴ付かつ交通信号灯器銘板の非常に古い世代のものでした.
以上です。題名の割に出したネタは結構ありましたが,これでも名駅の西側半径5km圏内です.
昼過ぎに名古屋を離れまして大阪に帰りました。新快速に乗ってすぐに雨が降ってきて間一髪でした.
大阪に帰ってゆっくりする間もなく次の日から安治川大橋南詰オフが始まるのでした...
次回は...安治川大橋南詰オフの様子はすでに記事にしましたので,その次の探索を紹介します.
→福井小探索