前回に引き続きまして関東遠征での信号機ネタを紹介していきます。
ある貸切列車に乗る機会を得まして横川や高崎に行きました。
<赤だけ300・小糸ブツブツ縦ver.>
これはバス車内から撮影しました。縦型はあまりないのではと思います。
<小糸鉄板TYライト>
高崎で探索する時間はないと思っていたので全く下調べをしていなかったのですが,駅前からTYライトがあって非常に驚きました。
<日信鉄板濃色レンズ>
やはり群馬といえばこのレンズですね。初見だった私は一瞬小糸かと思ってしまいましたが全然似ていませんね。このレンズにはスタンレーの刻印があるものとないものとあるそうなのでいろいろ調査が必要そうです。
<レンズが綺麗な弁当箱歩灯>
去年夏の時点ではただ綺麗なレンズ程度にしか思っていませんでしたが,今年また群馬-にて探索してみたところ,大阪で設置されているレンズとは違うことが判明しました。
群馬は「STANLEY 080-9221」で,大阪など多数の県では「STANLEY 080-9226」のレンズが装着されています。見分け方としましては,「~9221」が青く透き通っていて「~9226」は表面がくすんでいて黄変しているのが特徴です。
また北海道にも群馬同様「~9221」のレンズが多数設置されていることが判明しました。北海道の場合は若干数「~9226」の方も設置されています。
<大ちゃんの涙>
これはバス車内から発見したネタです。兵庫ではよく見られる設置ですが,群馬でもよくある形態なのでしょうか?
翌日は川崎と千葉に行くことにしました。
<クチバシ>
神奈川なのでやはり京三の灯器が充実しています。大阪と若干仕様が違っているのが面白いところです。
<両面角形>
これぞ神奈川というネタですね。だいぶ数を減らしそれほど多くは残っていないので他の場所の撮影に行かないといけないですねぇ...
<交差点内の赤一灯>
<長い庇のVSP>
大阪は短庇のVSPのみ設置されているので,この庇は新鮮です。慣れの問題なんでしょうけど,薄型になっても長い庇じゃないとなんだか気持ち悪いなあと思ってしまいます。
この後は武蔵小杉から一気に横須賀線,総武線快速で千葉へ
<組み込み矢印>
千葉は有名ネタのみ撮影しているのですが,これは特にインパクトのあるネタですね。赤が点灯すべきなのでは?と思いつつ,この灯器に従う車両が大体バスなので大きな問題は発生しないのでしょう。他の組み込み矢印も赤が点灯しませんが,法令上は大丈夫なのでしょうかね?灯器の削減や制御の簡略化のためにこうなったのでしょうけども...
<小糸三代目FRP>
これは昭和56年製なのですが,この世代でも千葉ではわざわざFRPも採用していたようです。形状は小糸製の鉄板灯器と似ています。
<包丁未遂φ250>
千葉にしては珍しいφ250です。状態が悪い上に傾いています。これはいつまで残されるのでしょうね...
<偏光組み込み小糸鉄板>
千葉は青だけ偏光灯器が組み込まれた鉄板灯器がまだ少数残っています。背面に出っ張りがあるため,上部設置になっています。
<日信三代目>
大阪ではまだ多数ある灯器ですが,千葉をはじめ全国的にはたいぶ消えてしまいいました。
<小糸銘板偏光灯器>
これはついせんじつ更新されたそうです。千葉駅近くにあったのですが,偏光灯器だけでなく,ルーバーフードが装着された灯器の設置もありました。
<偏光組み込み小糸二代目FRP>
これも更新済みです。千葉はFRPにも偏光灯器を組み込んできます。
<小糸二代目FRPと偏光矢印灯器>
これも更新済みです。側道側は矢印制御ということで青灯ではなく←↑が偏光灯器になっています。あと残っているのは名古屋ぐらいでしょうかね...
<幕張の小糸オリジナルデザイン>
幕張に多数設置されているオリジナルデザインです。ただR357沿いなどLED灯器に更新されている箇所もありますのであまり油断はできないかと思います。
<番外編・バス>
最後に...
関西ではなかなかお目にかかれない連接バスを見てきました。実際には乗車していないので車内の雰囲気等は分かりませんが,どうなんでしょうね。関西では草津で連節バスの実験がされたそうですが導入されるんでしょうか...?気になるところです。
撮影時期
2014年8月
次回予告
名古屋小探索