源平討魔伝 クリアしました! | +PocketGame Museum ・・

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神様は死んだ
悪魔は去った
太古より巣食いし
狂える地虫の嬌声も
今は、はるか
郷愁の彼方へ消え去り
盛衰の於母影を
ただ君の切々たる胸中に
残すのみ
神も悪魔も降り立たぬ荒野に我々はいる
故深谷正一氏に捧ぐ


  

  

『源平討魔伝』のエンディングメッセージには
もう一つの意味合いが込められていると
『ドルアーガの塔』 『ゼビウス』の 遠藤氏が コメントしたことがあります。
 
深谷正一氏というのは ナムコの80年代の 名プログラマ
『ボムビー』 『ディグダグ』 『マッピー(FC版)』を 手掛け、
ナムコの開発者たちからは 『神』と 崇められていた方です。
31歳の若さで急逝され、ナムコの開発者は、『モトス』 『イシターの復活』
『源平討魔伝』のエンディングに 追悼のメッセージを 残しました。
「神は死んだ」は 深谷氏の死去を 示しています。

対して 「悪魔は去った」ですが、
ナムコには「悪魔」と呼ばれていた 天才プログラマが もう一人
それが 『リブルラブル』 『ゼビウス(FC版)』の 黒須一雄氏。
この頃、遠藤氏は ゲームスタジオを 設立。そこに黒須氏も移籍され、ナムコを退社。
「悪魔は去った」 はナムコを退社した 黒須氏と 言われています。

そして 「神も悪魔も降り立たぬ荒野に我々はいる」。
言うなれば、ナムコにすでにいない 二人の天才についての
開発者の郷愁のようにも 思えませんか?

ちなみに 『源平討魔伝』の開発中に
スタッフが亡くなったという 話が流れることがありますが、
それは デマのようです。
恐らく この逸話に 尾ひれの付いたものと 考えられます。

 

和楽器演奏による『源平討魔伝』 ガチなヤツ