涙がポロっと出そうになった祖父とのエピソードでした。母親が祖父に背いて父親と一緒になったため冷遇されていた女主の幼少期です。
何に背いたかと言うと進路より愛(父親)を選んだっぽくて...これが女主が男主を振った理由のひとつでもあるようです。
母親と同じく8年前に夢の職業より男主を選ぼうとしていた彼女は祖父から『母親と同じ過ちを犯すのか』と言われ泣く泣く男主と別れたか。
この祖父がまあまあ有名な教授で翻訳界の重鎮ですが、まあ頑固ジジイで見てて歯痒い。孫思いなのに表面上ツンツンしててちっともその思いが伝わっていない。
その祖父の80歳の誕生会を祝うために父親が用意したプランvs叔母が用意したプランとふたつ出て来た。
祖父はのらりくらりでどちらも支持せず、宙に浮いた父親プランを見て怒った女主が祖父にキツく当たる。
可哀想でしたね。結局双方物別れに終わったあと仕事も放棄してひとり海へ風に吹かれに行くんです。
彼女が消えたことを知った男主は彼だけが知る逃避場所に赴くと...もちろん彼女はいるよね。
ここに行って心の支えになったことは大きいですね。この時から彼女はぐっと彼へと気持ちが傾いて行きますよ。
酔っ払っていた彼女のために部屋を取った彼に語るんです(彼がいると思って語ってます)。
「肖一成、ありがとう。
私が辛い時に一緒にいて慰めてくれてありがとう
私を諦めないでいてくれてありがとう
冷たく接しているのに耐えてそばにいてくれてありがとう
告白への拒絶とかここ数日の訳の分からない態度とか
本当はずっと説明したかったの、なぜ別れたかを。
肖一成?」
いないよね、確認してから話さないとね。
直後に同級生から連絡がありミニ同窓会があるから来ないか?と誘われて「肖一成が来るなら行く」と答える。
同窓会で友人の結婚を報告され思わずほっこりするふたり、みんなふたりはまだ恋人と思ってます。
幸せそうな友人夫婦につられて男主がテーブル下で手を繋いで来ますが、(珍しく)拒まず恋人繋ぎに応える彼女におやっと思ったわ。
男主のことが好きな友人がしつこく告白して来ますが、男主も重ねて断り女主の手を引いて去って行きます。
ふたりっきりになって気持ちが昂りキスをするものの緊張して「今更何を緊張してるんだ、俺」ぎこちないキスになってしまう。
ここでずっと受け身だった彼女が自分から抱きしめてキスをする。雪解けの瞬間ですね、やっと自分を解放して恋人同士に戻ったふたりです。
20話でやっとオフィスでも(隠れてですが)ラブなふたりを見て満足したので最終話(36話)まで飛ばしました。
案の定怪しかった女主の部下は消えてましたね、従姉妹は?その彼(女主の部下)はなぜ会社にいない?と思いました知らなくても大丈夫でした。
まずまずのエンディングでした。やはり最後までお仕事ドラマで少しだけロマンスドラマでした(飛ばしても問題なしでした)。
星3つくらいかな(星5つが満点として)。