エヴィのこれからのこと。。 | 僧帽弁閉鎖不全症のわんこ。ときどき検査技師のわたし。

僧帽弁閉鎖不全症のわんこ。ときどき検査技師のわたし。

ミニチュアシュナウザーのJerry leeは9歳10ヶ月で虹の橋を渡りました。
僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けるため頑張ったジェリーの闘病記録。
そして、飼い主は人間の心エコーとかとっちゃう検査技師なのでちょっとしたうんちく並べてます。

閑話休題。


エヴィの放射線治療と脾臓全摘術を行った北大受診が昨日でした。


もちろん、わたしも北大入院中なので一緒に行けませんでしたが、妹と母が行ってきてくれました。
この前日の夜に軽かったようですが、てんかん発作があったようですショック


病院には朝一度お預けして、抜糸やらちょっとした検査やら。
お昼に先生の診察と説明がありました。



まず、脾臓の病理検査の結果。

「血腫」とのことで。
悪性所見ではありませんでした。


ただ、転移とかはしませんが、血腫自体は出血しやすく、大きくなると大出血を起こしてお腹の中にまで血がたまるそうです。
そうなると命に関わります。

なので、今回はまた小さな出血だけだったので、脾臓の方は問題なしとなりました。
やはり、エヴィの貧血はここからの出血のためだったようです。




最難関はやっぱり脳腫瘍。


これからの方針としては、
放射線治療がどれほど効いているのか判定しなければならず。
それに伴って投薬も変えていかなければなりません。


まずは、6週間後。
MRIを撮って脳浮腫がどれくらい改善されたのかチェック。

脳浮腫が軽くなっていれば、ステロイドや利尿剤の減量ができます。



そして、3ヶ月後。
MRIを撮って腫瘍自体が小さくなっているかチェック。
もし、小さくなっていれば抗てんかん薬の減量が可能かもとのこと。



放射線治療は全ての腫瘍に効くわけではありません。
すぐに効果があるわけでもなく、その腫瘍が成長する時の新陳代謝を抑制することで効果を発揮します。
つまり、今ある腫瘍細胞が新しく生まれ変わる時にそれをさせない効果があるということです。



頭の中の話なので、一筋縄ではいきません。
そもそも、脳腫瘍と言うだけで治療法はない。
なんて、言われてしまうような時代です。


でも、その中で少しでも可能性のある方法があるのであれば、かけてみてたいと思うのです。



ただ、わんこなので。
QOLも大事にしてあげたいなと思うのです。


家族が願うのは大それた願いではなくて。
もう一度だけでも、一緒に旅行したりお散歩を思いっきり楽しみたいね、ということ。



わんこらしく生きられるように。
私たちが支えなければ。




あとは祈るのみ。



いつもたくさんの応援や励ましをありがとうございます!
これからもたくさんの穏やかな日々があると信じて頑張ります!!



まずは、自分が退院して早くエヴィのケアできるようにならなければ!
(ちょっとまとめて入院中のことをアップ予定です。犬ブログとはかけ離れる内容が続きますのでスルーしていただければと思います)





こんなふうに、また誕生日を祝うぞ!!



ジェリー、お空から見てる?
いつもありがとう!
頑張るからね!
あなたがわたしに託してくれたエヴィだもの。