愛機よ、おかえり! | 山本安男 ~超速日誌~

山本安男 ~超速日誌~

音楽や日々の考え、体験などを綴ってゆければと思っております。

2月後半よりESPの工場に預けていた僕の愛機、Horizon-CTMが生まれ変わって僕の元に帰ってきました(^o^)



2010年より使わせて頂いている1本で、とにかく様々な現場でメインとして活躍してきてくれたこの愛機ですが、使用率が高いだけに当然フレットへのダメージが蓄積。

これまでに3度すり合わせを行ってきましたが、高さ的にももう限界という事で、フレット全交換していただくためにESPの工場で面倒をみて頂いたのです。



そのHorizonが、以前同様の馴染みのある感覚はそのままに、本来のポテンシャルを携えて帰ってきた!
さっそく色々と弾いてみて2ヶ月ぶりの感触を確かめましたが、期待以上に素晴らしいギターとなっていました!


フレットは以前のものからジェスカー製のものに換えて頂きましたが、音の立ち上がりが凄く好み! レスポンスが速い!




相変わらずフレットが音の在り方に与える影響は絶大ですね。分かっていたことではあっても、やはり改めてその変化に驚きました。

指板も美しく研磨してくださっていて、新品のフレットも相まって、とにかく弾きやすい!
弾きごたえがあり、気持ちよくダイナミックにフィンガリングできます。
感動だ・・・




そして、今回はリアピックアップをSEYMOUR DUNCANのSH-4 ”JB”から、同じくSEYMOUR DUNCANのSH-15 ”59 Custom Hybrid”に変更して頂いたのですが、これがまた狙い通り!



JBはもちろん素晴らしく、食らいつくようなパワフルなサウンドが魅力的なのですが、フロントピックアックとの音色の差がずっと気になっていたのと、ここ最近は少しパワーの抑えられた暗めな音が好きだったので(あくまでもJBに比べて暗めって意味ね)、このピックアックは今の僕のプレイスタイルにドンピシャ。

ピックアックに支配される領域を減らし、より自分のフィンガリングやピッキングによる音作りが反映される、僕好みのピックアックです。

59 Custom Hybrid、いいね!!

割れていたエスカッションなども取り替えて下さっていて、隅々まで本当にありがたいです。


今回改めてメンテナンスの重要性を実感いたしました。

各部の微調整などは自分好みに自分で調整していますが、やはり手を出し難い領域というものがあって(領域は人それぞれですが)、そこは全体を考慮しながらピンポイントを突けるプロフェッショナルな職人に任せるべきなのだなあと感じましたね。

僕、本当に細かいところまでしつこくうるさいんですが、僕個人が欲する感覚を理解しようとしてくれ、それを実現してくれる存在は本当にありがたいです!

いや~しかしメンテナンスってホントに大切ですね。
ぜひとも小まめにメンテナンスに出すことをオススメします!

というわけで、またこのギターで今後も弾きまくっていきたいと思います!