ペダルボードを作ったよ♪♪ | 山本安男 ~超速日誌~

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音楽や日々の考え、体験などを綴ってゆければと思っております。

本日は、個人レッスンで生徒さんのペダルボードを一緒に組み上げました!

というわけでさっそく完成版をご覧ください♪




気軽に持ち運びやすく、また生徒さんがよく使用する必要最低限のペダルを配した小型ペダルボードを目指して、その組み込み方法や便利なアイディアなどをレッスンしながら一緒に組み上げてみました!

使用した機材は

ARMOR PS-3C (ボード)
One Control Chamaeleo Tail Loop MKⅡ (スイッチャー)
OVALTONE Prime Gear (バッファー&ジャンクションボックス)
T.C.Electronic Polytune 2 (チューナー)
SCHECTER Dragon Driver (ディストーション)
SCHECTER Hell Booster (ブースター)
ZOOM MS-70CDR (マルチエフェクター)
AKAI Analog Delay (アナログディレイ)
FREE THE TONE Solderless Cable (パッチケーブル)


といった感じ。

ボードの外寸は横478mm、縦276mm、高さ122mmと非常にコンパクト!持ち運びはかなり楽チンでしょう。サウンドも非常に音楽的な奥行きや艶があり、しっかりとした芯がありながらも硬すぎず、弾きやすく聞きやすいものに仕上がりました。

音色自体は各ペダルの持つサウンドが支配することになりますが、やはりバッファーであるPrime Gearや、各端子・プラグ等に塗布してあるCAJの魔法の接点クリーナーCleansable、組み込み時にグラウンドループ(ノイズを呼び込む原因のひとつである輪っか)を最少面積に抑えるなどの効果が、各ペダルの実力を最高の状態に持って行けているのでしょう。

生徒さんも大満足! 


以下、その様子を少しだけ写真と共に追ってみましょう。



まずは大まかなレイアウトの確認のため、ボードに各ペダルを置いてみます。
この時、ボードからペダルがはみ出さないか、ペダルに挿してあるプラグ同士が接触しないかどうかをチェックし、蓋がしまるかどうかも確認します。




組み込みに入る前に、考え得る全てのプラグ、端子にクレンザブルを塗布し、洗浄&保護。これをやるかやらないかで、完成後のサウンドクオリティが雲泥の差になります。絶対にやるべき。


麺棒がはいらないDCケーブルなどの細い穴には、歯間ブラシを使用。





各ペダル裏とボード表面に貼るマジックテープを適切な長さに切っています。生徒さんのハサミさばきが高速ですね!ギターレッスンの効果なのか・・??




マジックテープをペダル裏に貼って・・・


ボード側にもマジックテープを張り、ペダルを設置。あとからケーブルを挿しこんだりレイアウトを微調整したりするため、ここでは軽く置いておく程度。



マジックテープを全て貼り終えました。お次は配線作業に入ります。



配線は計画性を要する作業で、この先どこにどのように配線されるかを先読みしながら、現在取り扱っているパッチケーブルやDCケーブルを接続していきます。またプラグ同士やプラグとペダル本体が接触しないよう注意が必要です。写真は接触しているように見えて、実はしっかり隙間をつくっています。



いい感じじゃないでしょうか?



パッチケーブルを接続し終えたので、次はDCケーブルを接続。今回、各ペダルの電力はスイッチャーから供給しております。そのおかげで実現できたミニボードなのです。




DCケーブルを接続し終えたら、結束バンドとコンベックスベースを使用してケーブルをまとめ、ボードに固定していきます。このあと、音出しをしてなんの問題もなかったので完成です!



良い感じですね!バッチリだと思います!
生徒さんも初めてボード製作を体験してみて、作業の雰囲気やアイディア、時間のかけ方などがわかったみたいです。今後はご自身でチャレンジし、試行錯誤しながら作業になれていくことで一人でもハイクオリティなペダルボードが製作できるようになるでしょう。

いや~楽しかった!!
次回から、毎回このボードを持参していただいてレッスンで使用してもらおうと思います。
演奏は単なる動作だけでなく、サウンド込みで考えていくものですからね♪






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