「今日のひとこと」~まとめ1 | 山本安男 ~超速日誌~

山本安男 ~超速日誌~

音楽や日々の考え、体験などを綴ってゆければと思っております。

Twitterにて、演奏を含めた音楽全般に関わる内容にスポットを当てた「今日のひとこと」というものを始めました。

いつまで続けられるか分かりませんが(苦笑)7日分がたまり次第、こちらにまとめていきたいと思います。




【1】

ピックが弦を通り過ぎる時のスピード「ピッキングスピード」を上げよう。一発のピッキングスピードが上がれば、それだけピックが弦に触れている時間が短くなり、弦は自由に振動できる。これにより連続するスムーズなピッキング動作や密度の高いピッキング音が生み出せる。



【2】

「ピックを持ってうまく当てよう」と思うと、ピックを持っている指先ばかりに意識が傾き手首や指の根元などパワーのある部位を使いづらい。
うまくピッキング出来ている時は、ピックが人差し指の先から生えていて自分の身体の一部のように感じれている。



【3】

「チョーキング=手首の回転」といった関連付けで実際にチョーキングが成功する例は少ない。なぜなら回転させようと意識している手首の位置に”回せる関節はない”から。手首は肘から伸びる橈骨と尺骨という二本の骨の交差によって回転させられる。これが手首の回転の正体。



【4】

手のひらの根元の盛り上がり(手首の先)の部位は「手根骨」といって8つの骨が集まっている。指や手のひらをフレキシブルに稼働させるために重要な役割を果たしている。演奏時、ここに力を入れたり固めたり緊張させてしまうのはフィンガリングにとって致命的だ。



【5】

弦移動の際に音が途切れてしまい滑らかに繋がらない場合、それは移動先の1音目ばかりを気にしているから。移動前の弦の最後の音を今より少し長めに押さ続けるつもりで、異なる弦の音を滑らかに繋げ易くなる。



【6】

プリングのコツは、引っかく指ばかりに意識を向けず引っかいた先の音をしっかり押さえておくことが重要。例えば[7F→5F]とプリングする場合、7Fを引っかくことばかりに意識を向けず、5Fを指先で確実にグリップしておくことで、最小の力でプリングを成立させられる。



【7】

ダウンピッキングは重力に従う動作ゆえ、弦の少し上から振り始めトップスピードにのった瞬間に弦に当たるのが良し。
アップピッキングは重力に逆らう動作ゆえ、動き続けるほどエネルギーをロスする。ゆえにアップピッキングの動作直後すぐに弦に当たるのが良し。




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http://ameblo.jp/jens-4701shred-guitar/entry-12049568192.html