最高のギターケーブル~Masterpiece The 1967~ | 山本安男 ~超速日誌~

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さてさて、ひと月ぐらい前から使用を始めたギターケーブルMasterpiece The 1967

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プロ・ミュージシャンの間でその噂が広まり始め、ちょっと僕も・・・という感じで手にしてみました。
僕は技術屋ではないので、専門的な言葉でその性能を伝えることが出来ません。
ゆえに、自分の言葉でコイツについて語らせて頂きます。

使用した第一印象は
「うおわぁぁ!すんげぇ!!これこそが最強のケーブルだぁぁぁ!」
とはいきません。

歪系エフェクターのように、誰でも即座にわかる様な変化ではないですからねぇ。

ただ「おっ!なんかいつもと違うのは分かる。しかも何となく心地よいかも」とは感じました。

まぁこういうのは思い込み・・・プラシーボ効果が絶大な威力を発揮する場合があるので、こんな一瞬で絶対的な判断をできるものではないです(ゆえに、こうして入手後しばらく経ってから、このケーブルの話をさせていただいてます)。



しかし最初の使用から数日間使い続けていくうちに、徐々にこのケーブルの素晴らし過ぎるサウンドが分かり始めました。
色々なシチュエーションでハッ!とする瞬間が度々あったのです。

とくにレコーディング!
部屋鳴りや聴き手の位置などの環境的な影響を受けないライン入力では、とくにその違いがわかり易かったです。

僕はお仕事でも個人的なものでも、レコーディング時にアンプシミュレーターを使用する事が多いのですが、この時の音が明らかに違う!
それまでは、どうも音の中心・・・なんというか音の芯が軽く密度がイマイチな感じで、変わりにピッキングのアタックがやたらと強調された感じだったのですが・・・

この1967を使用すると、ギュッと芯が引き締まった感じになり、自分のイメージしたポイントで音を出すことが容易になりました。
「おおっ!シミュレーターでも出せるじゃん!この音!」みたいな感じ?(笑)
加えて、ピッキングのキンキン成分が落ち着いてくれましたね。

これは後日聞いた話ですが、最近よく売れているハイファイサウンドを目指したケーブルは6kHz周辺のレベルが高く、この帯域にちょうどピッキングのアタックのキンキン部分がくるらしく、耳に痛いサウンドになってしまうとか。

確かに最近はオーディオ的な価値観がギターにも持ち込まれ「ハイファイ!ハイファイ!ハイファイ!」みたいになってますね。純銀がどうとか、スペック伝々といった具合。

好みの問題でもありますが、そのようなケーブルは昔からあった「ギターらしい」サウンドからは少し遠のいているのかも知れません。

まぁ僕もこのケーブルを使ったからこそ、そんな事を言えるんですがね。

このケーブルの技術的な使用が技術屋から見たらどうなのかわかりませんが、そういったことは特に問題でないと思います。

自身の耳がどう判断するかでしょう。

とにかく、ギターってこんなんだぜ!って感じの音をしてるのです。
バンドアンサンブルの中でも埋もれず確かな存在感があり、プレイヤーにとっても弾き応えのある「音の中心」がしっかり感じれます。

かといって、どこかの帯域をブーストしている感じではありません。

無くなっていったもの戻ってきたという感じです。

このような感覚はクリーンサウンドでもドライヴサウンドでも感じれます。

僕はこれを使ってディストーション・サウンドで演奏している時、心地よい粘りのようなものを感じました。
もともとギターにはその部分~粘りがあるのでしょう。
しかし、これまで僕が使ってきたケーブルはその部分が削られた感じがしていました。

そういったギターの美味しい成分がこのケーブルで現れることによって、ピッキングやフィンガリングも心なしか良い方向に変化した気がします。
なんというか・・・弾くのが楽になった(笑)

ケーブルによる音の変化って、確かにオーヴァードライヴ等のエフェクターと比べると分かりづらい。
だから、もちろんギター始めたばかりの人には「ケーブルなんて音が出りゃ良いから、歪みエフェクター買っちゃえよ!」と言うでしょう。

だけど、それなりにギターを弾き続けてきた人でより良いサウンドを求める場合、このような微細な部分を改善することでイメージに近づける事もあるかと思います。

「微細」とは言っても、パッと目に付きにくいという意味であって、実は非常に重要な部分。

だって、ギターに最初につながってんのはケーブルだもん。
ここを電気信号が流れて次の機器に向かうわけで。
極端な話、ケーブルが切れちゃったら、その後にどんな超高級機材が待っていたところで絶対に音は出ないわけだしね。

とにかくオススメのギターケーブルですよ!
ルックス的にも、この真っ白なケーブルは気に入っています♪
こいつが使用するにつれ徐々に汚れていく様って、なんだかカッコよくないですか?(笑)
いや、もちろん汚れすぎたら拭きますけどね・・・

というわけで、興味のある方はぜひチェックしてみてください!(^^)

このケーブルは「きっとMasterpiece」というショップで購入できます☆
このケーブルについて、より詳しい説明なども載ってありますよ~(^^)
http://masterpiece2011.cart.fc2.com/?ca=2