入院4日目 | The Real Treatment of Eating Disorders in the US

The Real Treatment of Eating Disorders in the US

私は日本で10年以上、摂食障害と闘っておりました。
これからアメリカでレジデンシャルの治療を始めます。
現地での治療記録を綴っていきたいと思います。
少しでも同じ病気で苦しむ方々の参考になればと思い、ブログを開設しました。

こんばんは。

こちらは午後6時半。

最後の食事が終わり、自室が解放される時間。

 

{3020FCD7-1556-4DC5-9C3F-F04051683DEC}

朝ごはんを食べてからは自室は一旦鍵がかけられる。部屋はとても思っていたより広く、広すぎるくらい。

二人で筋トレしてもまだ場所余るくらい。

 

最初のルームメイトは、私がきて二日目に卒業していった。

 

お!一人になれるー!と思ったのもつかの間、他の元からいた子がスライドでやって来たw

まあ仕方ない。

 

でも鍵が一日中かかってるし、夕方のこの時間から寝る時間だけなのでそんなに話さなくても気まずいと言うわけではない。

 

最初はめちゃ怖かったw

結構重症に見える拒食症か過食嘔吐の大人の人。

痩せていて老けて見えるのかもしれない。

年齢は不詳である。

年聞くタイミングを逃してしまった・・・

まあ子供とかはいる年齢ではなさそうなので、同じくらい?25〜30くらいの間かな。

今、Studentたちはサマーバケーションに入っているので入院してくる子が多いのかも。

 

たった四日いただけで、3人卒業して、5人入って来た!

こんなに入れ替わり激しいものなのかー

 

 

ツーか私も早く出たいw

下剤のない生活、吐いていない生活って何年ぶりだろう?10年ぶりくらいかも・・・

 

Laxativeは一日二回までだけどいえば出してくれる。

ただ今の所didn't workだ・・・泣

お腹から一人子供産まれるんじゃないかと言うほど張っている・・・みんなそうっぽいけどね。

 

毎回食べた後の逆流がやばい

 

逆流防止のタブレットも2粒もらうけどそれでも気持ち悪い・・・

みんな食べ方に特徴ありすぎw

でもそれも防止するためにかなりの決まりがある。

例えばベーグルは半分までしか切ってはいけない。

ゆで卵は3口まで。

トーストはそのままかじる。

蜂蜜はホットケーキとベーグルとコーヒーにのみ。

ソルトペッパーは〜〜だけにかけていい。

シリアルは豆乳、牛乳をかけて食べる。

クッキーは粉々にしてはいけない。

スパケティは一本ずつ食べたりソースと別に食べてはいけない。

あくまでも普通に食べる。

サンドイッチは切ってはいけない。

などなど・・・・

その他50くらい決まりがある。

守れないとスタッフがテーブルに一人ついているので注意されるんだよね。

だいたい初めて来た人は、ルールに戸惑う。

私もそうだ。

もともとめちゃくちゃ噛んでゆっくり食べる方なので、夕食30分、スナック15分はかなりきつい・・・・

最後の方は結局水と無理やり飲み込むよね・・・

食事中は両手を必ず机の上に乗せてないといけない。

フード、ポケットのある上着は禁止(外で脱ぐ)

食べ物吐いたり隠せるから。

それも以前した人がいたからこんなに厳しくなったんやろなあ。

 

5/31,6/1〜3はファミリーデーと言って、家族の勉強会がある。

これは、家族に摂食障害をより理解してもらうために設けられた時間であり、家族も一緒に学ぶ機会である。

結構一日中、詰め込まれているみたい。

一応両親ともに英語は理解できるのだが、やはり専門用語は難しいようだ。

 

私の場合、若者の話し方が特徴的なのでそれを理解するのが難しい・・・

日中のprocess proup では、それぞれがレカバリーのためにどうしたいとか、どこがリカバリーのゴールになるのかとか、考えていることを話す機会があるのだが、そのばではもちろん取り乱して泣きながら発表する人もいる。私も話しながらなぜか涙を流していた。

もう泣きながら話している人の英語とか聞き取るの難しすぎ。

ラップ並みに難しすぎっw

 

まあこれを聞き取るのはそもそも諦めたほうがいいのかも・・・

 

あと、英語も完璧に聞き取れなくて落ち込むことも多いけど、

もう考え方変えた

 

私は日本人であり、アメリカ人ではない。

ネイティブと同じように話すこと自体無理に決まってるやろ!!アメリカ人になれるわけなーい!

だからいいのだ、発音が下手くそでも、日本人らしいグラマーに沿った堅苦しい英語でも。

とにかく思ったのは、声さえ大きければなんだかんだ言って伝わると言うこと。

もごもご喋ってるのは聞き取ってもらえないのだ。

まあ間違えてもいいと割り切ればいい。

 

そうして、伝えたいことがどうしてもあるけど整理できないときは、紙に書いて渡すことにした。

これは私にとってbetterなことであった。

言えないストレス溜めるよりは気持ちがましになった。