エジプトいにしえの神々と王族を紐解く旅行記④ | ジェニーのBrillanteな日々

ジェニーのBrillanteな日々

毎日ツイテル。
昨日より今日がHappy。

なんと年を越して2020年になって既に4ヶ月目。

前回の投稿からもなんと5ヶ月。。。。

時が経つのは早いですが、この5ヶ月は怒涛のような流れでありました。

その中で沢山の気づきや出会いがある中で

このブログの続きはまだ〜??とおっしゃってくださる方が

いらっしゃっててへぺろ

ありがとうございます。

 

ということで今日からまたつらつらと書き連ねて行きたいと

思いますが、当時から時間が経っていることが

実は意味があって今書くことになっていたのかもしれないなと

言い訳以上の何ものでもないですがそういうことにしておいてくださいませ。

 

さて続いては、エジプト3日目の「アブシンベル神殿」から

一旦クルーザーにチェックインした後にナイル川を北上し

夕焼けに合わせて到着した「コム・オンボ神殿」です。

 

<コム・オンボ神殿>

祭神:ハロエリス(大ホルス)とセベク

 

 

プトレマイオス朝(紀元前332-32)に建設された珍しい二重神殿です。

神殿の右半分がセベク神を、左半分をハロエリス(大ホルス)を祀っています。

つまり2神のための重複した中庭・広間・祭壇及び部屋があるのです。

 

 

ハロエリス(大ホルス)

 

セベク

 

神殿を進んでいくと、なるほど左右対照的な構造になっています。

 

ホルスはオシリス神とイシス女神の息子でエジプト王ファラオはホルスの地上の化身と言われています。

ホルスは天空と太陽のはやぶさの神です。

 

上下エジプトの大半を征服という意味で2つの王冠をかぶっています。

デシェレトと言われる赤冠(椅子みたいな形)が下エジプト(北部)

ヘジェトと言われる白冠(ボーリングのピンみたいな形)が上エジプト(南部)

 

セベクは見た目の通りワニの神様です。

当時ナイル川には沢山のワニが生息していたため、人々がワニに襲われないように

神格化しました。

コム・オンボの近くで何百体ものワニのミイラが発見されています。

セベクという名前は「妊娠するかしないかを決めるもの」という意味だそうです。

だからでしょうか、こんなレリーフがありましたチュー

 

中段の向かって右から

女性が座っているその足元から

子供が逆さに出てきている=出産

 

 

それから世界の3本の指に入る暦がありました。

ここになんと我がセクメト女神が!!(説明そっちのけで大興奮)

 

 

 

コム・オンボ神殿は医学分野にも長けていたようで

手術で使うような道具のレリーフも沢山掘られていました。

 

しかし夕暮れなのにまだまだ暑いあせる

日中の太陽のエネルギーを石が吸収しているからですね・・。

そんな中、結婚式の前撮りをしているカップルが。

 

 

てことはここはやはり縁起が良い場所なんでしょうねーー。

 

ガイドのヒマくんの説明が終わり、しばし自由時間で写真を撮っていると

わざわざご丁寧に写真スポットを教えてくれるおじちゃん達がわいてくる。

あ、この人たち120%お金が目当てね。お気をつけ遊ばせ。

 

今後、どこに行ってもこういうお兄さんやおじさんと遭遇しました。

 

そうそう。

移動中のバスの中でガイドのヒマくんから一言。

 

「みなさん一つご理解とお願いがあります。

エジプトの人たち、みんないい人たちですが

生きるためにお金も大切。

もちろん、みなさんも生きるためにお仕事をして

僕もこのガイドのお仕事をしてます。生きるために。

 

それで何が言いたいかというと

みなさんがこれから訪れる観光地にお土産売りとか

色々な人がいます。はっきり言って彼らは

みなさんを<お金>と思っています。

だからそこを理解して接してくださいね。

お願いしますーー。」

 

と。

 

そうか、彼らにとって私たちはお金なのねー。

まあ生きるための人間の一つの性質の顕れだわねぇと。

それにしてもヒマくんの説得の仕方が単刀直入でよろしい。

 

でもこのアドバイスが後日のツアーで

あるお土産売りの現地人男性の悲しみとなるのですが。。

(これはこの後の記事で)

 

 

日が暮れ始め、そろそろ時間となりクルーザーに戻る道中は

小学生以下から高校生くらいの子供がうじゃうじゃと

私たちを取り囲み、お土産押し売り合戦!

中には私のバッグについていたテディベアのマスコットが欲しいと

泣き真似をして自分の売り分のお土産を売ろうとする子もいて

生命力のたくましさと、まだ可愛い頃合いなのに瞳の奥に

ガッチリ儲けまっせ!みたいな光を見てしまい危うく負けそうになった、、が死守!

 

太陽の熱とエジプトの歴史の膨大な情報量にクッタクタ。

翌日は早朝に「エドフホルス神殿」。

寝ている間にエドフに到着して、港から馬車に乗って行きます。

これもまた楽しかった♀ドキドキ

 

引き続きお楽しみに。