香港旅行記2024-06(27)陳廣記茶餐廳と強記飯店 | 香港道楽 弐番館

香港道楽 弐番館

永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

 ホテルへと急ぐワタクシ太之輔。

 地下鉄「銅鑼湾駅」に到着。

 途中、ひとつ任務を遂行しなければなりません。

 ウチの奥さん太子さんからの命により、ビールを調達するのです。

 ホテル近くの「サークルK」に入ると、飲み物が並ぶ冷蔵庫の前で迷うことしばし。

 最初は「いつものブルーガールでいいよね」というつもりだったのですが。

 なぜか急に「いや、たまには違うのを」という気になりまして。

 結果。

 いつもとは「ちょっとだけ違うビール」を見つけ出しました。

 そんなわけで少々時間をロス。

 「いやあ遅くなってすまんね」

 「そんなに遅くもないわよ」

 はい、並びましたよ本日のオヤツ。

 「いつもとはちょっとだけ違うビール」は、「ブルーガール・ライト」。

 そう、「light」。

 なのでアルコール度低め。

 通常品は5%。ライトは3.5%。

 500ml入りの缶は、2人でオヤツに飲むのにジャストな量。

 「いいビールを選んでくれたわ!」と、太子さん。

 さてところで。

 太子さんが炒飯を買って来てくれたのは「陳廣記茶餐廳」。

 場所は「藍屋(Blue House)」のすぐ近く。

 もともとは炒飯とは異なる分野の料理からヒットした店だったのですが、太子さん独自の感性で「ここは信用出来る」と判断、わざわざ行ってくれたのです。

 で、その炒飯ですが。エビ、叉焼、鶏肉、ハムなど具だくさん。

 「下午茶」の時間帯だったので「例湯(スープ)」付いたそう。中には肉が付いたでっかい骨が入っており。

 太子さんの判断は正解でした。

 

 その後、2時間ほど休みまして。

 これから行う「部屋飲み」の算段を。

 炒飯を食べたばかりだから、ゴハンはもういいかな。

 いつものようなお弁当ではなく「叉焼だけ」とか「鶏肉だけ」みたいな買い方が出来れば。

 そう考え買い物に出かけ。

 めぼしい店を何軒か回ってはみたのですが。

 しかし売られていたのは大きな肉の塊ばかり。

 「これを〇グラム、こっちを〇グラムね」という買い方は出来なさそう。

 なので。

 当初の計画は諦め、フツーにお弁当を買うことに。

 ホテルの近くまで戻ります。

 交差点で見かけたのは、バス、トラム、バスの揃い踏み。

 まるでミニカーを並べたジオラマみたい。

 「香港は乗り物好きにもたまらん」みたいなことをどこがで読むか聞くかした覚えがあるのですが。

 分かりますね。

 こういう風景があちこちにあるもんなぁ香港には。

 グワッとカーブしたトラムのレールがまたいいよね。

 やって来ましたのは「強記飯店」。

 ホテルから近いこともあり、もともと当家の候補リストに入っていた店ではありまして。

 過去にはミシュランを取ったことも。

 持ち帰りを注文する太子さん、店のオバさんに目玉焼きの追加をすすめられました。

 断る理由はありません。

 上の写真、目玉焼きはお弁当の左のほうに埋まっているのですが。

 これではよく分からないですねぇ。

 本来であれば写真を撮り直すべきところなのですが、ああすみません。これを目の前にして、どうして「待て」が続けられましょう。いや、1枚撮っただけでも「エラいぞ自分」という感じなのであります。

 お弁当はゴハンの量が多くてねぇ…という心配はどこへ。

 結局のところ、2人ですべてキレイサッパリと食べてしまいました。

 「叉焼だけ」みたいな買い方をしなくても、お弁当でも、べつに問題ないかも。

 

 シーバスリーガルは前の日で飲み切ってしまいまして。

 しまったな。飲み切れずに残すのもイヤだったので500mlのボトルにしたけど、この旅行日程なら700mlでも良かったか。

 香港でウィスキーを買うとやたらと高いので、まだしも安いウォッカを購入。残りの滞在日数を考え、小瓶にしておきました。

 ところで。

 ウチの奥さん太子さん、抜かりなくデザートも用意。

 「強記飯店」に行く前に、先日朝食で利用した「維港冰室」に立ち寄り「蛋撻」、つまりエッグタルトをお買い上げです。

 

(太之輔)