香港旅行記2024-06(28)中心點(MEET POINT) | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

 香港旅行五日目。

 四度目の朝です。

 空はこれまでより雲が少ない感じかな。

 

 この旅も終盤に入りまして。

 連日のように炎天下と湿気の中を歩き回り、そろそろ疲れが出る頃。

 ではあるのですが。

 わりと元気。

 そりゃあ「まったく疲れていない」と言えばウソになりますけど。

 でも。

 わりと元気。

 ちゃんと食べ。

 ちゃんと飲み。

 ちゃんと休んでいるからか。
 あとそれと。

 精神的な部分も作用しているのかも。

 どういうことかと申しますと。

 今回の香港旅行、いつもより日程が長め。

 なので。

 まだ終わりじゃない!今日と明日がある!

 みたいな気持ちの余裕が身体にも良い方向に作用している気がするのですねぇ。

 

 それでは朝食です。

 店はすでに決めてありました。

 キッカケは前の日にお弁当を買った「強記飯店」。

 その隣にあった飲茶店、「中心點」がなかなか良さげでしたので「明日の朝はここにしよう」ということになっていたのです。

 

 

 ホテルから店まで徒歩約3分。

 上の写真、お分かりでしょうか。右隣が「強記飯店」。

 いやしかし。

 さすが香港ですよねぇ。こういう店がフツーに並んでいるのですから。

 では店内へ。

 中はモダンな感じで、とてもキレイ。

 先客は1組だけ。

 4人がけのボックスシートを2人で使わせていただきました。ゆったりです。
 朝はこういう雰囲気だとやはり落ち着きますねぇ。

 

 飲茶のオーダーはメニューにチェックを入れるだけだからラクだし。

 お茶はいつもの「壽眉茶(サウメイ茶)」。

 さっそく「洗杯の儀」に取りかかるウチの奥さん太子さん。

 先日「添好運」で見た地元のオバさんのやり方を忠実に踏襲します。

 あ、ところで。

 飲茶店のお茶のポット、最近は金属製が主流なのでしょうか。三度目の朝に行った「籠后點心」もそうでしたよね。

 まず来たのは「蝦腸粉」。

 見た目はごくフツー。

 なのですが。

 皮が独特でビックリ。

 弾力があると言うか粘りがあると言うか。

 これは腸粉のひとつのスタイルなのか。

 あるいは腸粉とは本来こういうモノなのか。

 「アタシ、この腸粉好き!」と、太子さん。

 「山竹牛肉球」は、どこで食べてもハズレ無し。

 「セイロがカワイイ!」と太子さん。

 「蜆蚧鯪魚球」は魚のツミレを揚げたもの。横に置かれた小皿は「蜆蚧醤」という蜆の魚醤で、独特の臭気が特徴…の、はずなのですが。

 あれ?あんまり臭わないね。もっとクサいのを期待していたんだけど。

 

 食事中に見た出来事。

 ワタクシたちが座った隣のボックスシートにやって来たのは、オバさんと言うよりオバーさんに近い年齢に見える現地の女性2人。すぐに店員さんを呼び寄せて何やら「あーだこーだ」と。すると店員さん、2人席のテーブルをガタガタと移動し、彼女らのボックスシートのテーブルにドッキング。少しすると、さらに高齢に見えるオバーさんが2人のオバーさんに両脇を抱えられるようにして登場。なるほど総勢5名様だったわけね。だから4人がけのボックスシートでは1人分足りず、席を作ってもらっていたのか。

 地元の高齢者に常用されている様子。良い店であるのは間違いないです。

 支払いは102.4ドル。

 朝の飲茶って、いつもだいたい100ドル前後になるなあ。

 べつに値段を意識して注文しているわけでもないのですけれど。
 

(太之輔)