原題:Brokedown Palace(1999年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
タイのバンコクへ卒業旅行に出かけたアリスとダーリーン。彼女たちはそこで、ハンサムなオーストラリア人男性と出会う。香港へ行こうという彼の誘いにのって空港へ向かう2人。だがそこで2人を待っていたのは、ヘロイン所持という思いがけない濡れ衣だった……。(allcinema)
【CAST】
クレア・デインズ
ケイト・ベッキンセイル
ビル・プルマン
ジャクリーン・キム
ルー・ダイアモンド・フィリップス
etc,,,
『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デーンズを主演に、タイに実在する冤罪者達の逸話をベースにした衝撃作。
旅行中に不当逮捕され、事件巻き込まれてゆくアメリカ人少女たちの過酷な運命を描く。
地上波で放送してたので観ました。
実際、知らぬ間に麻薬の運び屋に仕立て上げられて荷物に入ってるなんてことあるみたいだから怖いよね。無罪を主張しても聞く耳持ってくれないのも怖い。
でもこの映画の二人組は危機管理能力がなさすぎ。国外に旅行するならそれこそちゃんと行き先を言わなきゃいけないし、知らない男について行くな!!
本作はタイでは上映禁止となり、ロケ地となったフィリピンでも上映禁止となった。これは主演のクレア・デインズが「マニラには下水道がなくてゴキブリの臭いがする。腕や足、目や歯がない人がいる。」とか「不気味で気持ち悪い」などとフィリピンを侮辱する発言をしたためで、フィリピン政府は彼女の出演映画全てを上映禁止としたうえ、彼女をペルソナ・ノン・グラータに指定。その後、デインズは発言を撤回して謝罪したものの、フィリピン政府は「永久に許すつもりは無い」と言明。
なんてことがあった映画とのことで、まぁその国を侮辱する発言はよくないね。
てかポール・ウォーカー出ててびっくり!!かなりのちょい役でまたさらにびっくり!!若いけど老けないひとだったんだなぁ。笑
無実を訴えてたけどどうしたって証明できず負けてしまうのがつらいな。
終わり方がなんだかなぁだった。無実が証明されて釈放ってわけではなく、罪を被るというかなんというか。それでいいのか?!!この自己犠牲はちょっとりかいできなくてもやもや。