原題:Mam and Dad(2017年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
ブレント(ニコラス・ケイジ)は、結婚して10年以上の妻と2人の子供との暮らしに、これでいいと自分に言い聞かせながら生活していた。ある日、至るところで親が自分の子供を殺し始め、国中がパニックになってしまう。子供たちを心配して会社から急いで帰宅したブレントだったが、子供の顔を見た瞬間、殺意が湧き上がり……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ニコラス・ケイジ
セルマ・ブレア
アン・ウィンターズ
ザカリー・アーサー
ランス・ヘンリクセン
etc,,,
ニコラス・ケイジと『アドレナリン』シリーズなどのブライアン・テイラー監督が、『ゴーストライダー2』に続いて組んだスリラー。
わが子を殺そうと暴れ回る主人公の姿を描き出す。
さえない中年から一転して狂気をむき出しにする父親をニコラスが怪演するほか、『ヘルボーイ』シリーズなどのセルマ・ブレアや『フィフス・ウェイブ』などの子役ザカリー・アーサーらが共演する。
ニコラス・ケイジが出てる映画を観るのはすっごい久しぶり。観ようと思ってる映画はあるけどニコラス・ケイジか、また今度にしよってずっと後回しにしてきてて、とりあえずさくっで観れる本作を鑑賞。セルマ・ブレアも久っ々に見たけど年取ったなぁって感じはあるけど、変わらないね!!
邦題では父親だけが頭おかしくなるかのようなタイトルつけられてるけど原題は“Mam and Dad”とてもシンプル。
オープニングの曲といい映像といいなんか昔懐かしな造りだなーって思ったし、劇中の挿入歌がいきなりロックだったりこの監督らしい感じでした。
デイモンのお父さんが急に襲ってきて、事故で首に瓶の破片が刺さるとこは普通に唐突でびっくりした。産まれたばかりの赤ちゃんにまで殺意が湧いて抱きしめ殺そうとしてたのとか怖すぎ。
カーリーを助けようとしてるのに口にハンガー刺さったり突き落とされたりデイモンが可哀想すぎる。
ニコラス・ケイジは終始ぶっ飛んでておもちゃ出すべって頭打って失神しても負けず爆破にも負けず顔にシリアルつけて迫ってくるのが狂気じみすぎ。
じじばばにとってはブレンドが子供だから殺そうとする連鎖が起こるだろうとは思ってたけどブレンドがジョシュを追いかけてブレンドをおじいちゃんが追いかける最後はカオス。
個人的には思ったより楽しめてよかったです。ただ終わり方がなぁ、そこで終わっちゃうんだっていう。愛してるけどどうしようもなくイラっとすることは親子でもそりゃありますが、子供殺しの衝動の原因がなんなのか明かされないのはちょっともやっとだったなー。