キーパー ある兵士の奇跡 | Let's watch a movie, shall we?

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2009.02.16~ Blog開始

原題:The Keeper(2018年)

評価:★★★☆☆

【STORY】
1945年、戦地で捕虜となったナチスドイツの兵士バート・トラウトマン(デヴィッド・クロス)はイギリスの収容所に送られる。収容所内でサッカーをしていた際に地元チームからゴールキーパーとしてスカウトされ、試合で実績を残した彼は名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」に入団。元敵兵に対する罵詈雑言を浴びながらもトラウトマンはゴールを守り抜き、やがて歴史ある大会でチームの優勝に貢献する。(シネマトゥデイ)

【CAST】

デヴィッド・クロス

フレイア・メイヴァー

ジョン・ヘンショウ

ハリー・メリング

デイヴ・ジョーンズ

マイケル・ソーチャ

 

etc,,,

 

第2次世界大戦後のイギリスで活躍したドイツ人ゴールキーパーの実話に基づく人間ドラマ。

 

逆境の中、サッカーを通じてイギリス人に受け入れられた元ナチスドイツ兵の波瀾万丈の人生を描く。

 

 

監督は、ドイツのマルクス・H・ローゼンミュラー。『愛を読むひと』などのデヴィッド・クロスが主演を務め、『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』などのフレイア・メイヴァー、『天使の分け前』などのジョン・ヘンショウらが共演する。

 

元ドイツ兵の身分からマンチェスター・シティFCのサッカー選手に転身し、その後イギリスの国民的英雄となったバート・トラウトマンの実話を基にしている。

 

戦争映画なのかと思ってたけど違った。どちらかというとスポーツ映画かな。でもこんな実話があったなんて。敵だった人物を受け入れるのは容易じゃないかもしれないけどスポーツとかの世界でそういうのは無用だなぁって。

 

 

かなりの脚色もあるしもっと過酷なことがあったのでしょうが、映画なので全体的にはライトでしたね。

 

子どもが亡くなって悲しみの中、バートが銃を向けられた子供を助けなかった自分への罰で自分のせいだって言ってるところで、マーガレットが「私の子供でもあるのに一緒に罪を背負うなんて御免だ」ってセリフがあるんだけどその通り過ぎる。自分のせいといってもその場にいなかったじゃんとか思っちゃう。

 

でもバートはいろんな苦悩の中たくさんのことを乗り越えてきたんだなぁ。英国勲章を受章して、しかもずいぶんと長生きしたのね。英国で活躍したドイツ人がいたんだなって知れた映画。

 


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