原題:Half Nelson(2006年)
評価:★★☆☆☆
【STORY】
ニューヨーク・ブルックリンの中学校で歴史の教師をしているダン・デューン(ライアン・ゴズリング)は、ドラッグの常習者だった。ある日、学校のトイレでドラッグを吸っているところを女子生徒のドレイ(シャリーカ・エップス)に見られてしまう。ドレイは、ドラッグディーラーが身近にいる環境で生活しており、薬物を売った兄は刑務所に入っていた。ダンは秘密を知られながらも、何とかしてドレイを救おうとするが……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ライアン・ゴズリング
シャリーカ・エップス
アンソニー・マッキー
モニーク・ガブリエラ・カーネン
デニス・オヘア
etc,,,
『ラ・ラ・ランド』などのライアン・ゴズリングが麻薬中毒の青年を演じ、第79回アカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされたヒューマンドラマ。音楽はジュノー賞を受賞したカナダのバンドのブロークン・ソーシャル・シーンが手掛けた。
ボーデンとフレックが2004年に製作した19分の短編映画『Gowanus, Brooklyn』を原作としており、インナーシティの中学校教師が麻薬常習者であることを生徒の1人に知られた後に友情が芽生え、ドラッグディーラーの兄がいる生徒と、彼女を救おうとする教師の友情模様が描かれる。
シャリーカ・エップスや『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのアンソニー・マッキーらが共演。ライアンの繊細な演技に魅せられる。
ハーフネルソンという題名はどうやらレスリングの技の一つだそうで。片腕を羽交い絞めにする技のこと。がんじがらめの状態から抜けだそうとする様を表しているのだとか。
教師が薬物使用してるとはなんてこった!って話なんですが、授業内容は観てていい感じだなって。劇中でマリオ・サビオという人物のスピーチが流れるところがあって、なんかどこかで聞いたことあるぞ?って思ったらリンキン・パークの“wretches and kings”って曲の冒頭だ!!ってなってなんか感動。
薬でラリってるところにドレイが現れてお金を渡すところはなんかもう最悪な場面すぎてな。
悪い道に反れないように諭す者、悪い道に行ってしまった人を引き戻す者、再生しようと頑張る者の話かなって思ってたのでそういう感じではなかったのは残念だったしそこまで楽しめなかったのは正直なところですが、ダメとわかってても落ちていく様はリアルではあったかな。
でも思ってた映画ではなかったので個人的には微妙でした。