原題:The Girl on the Train(2016年)
評価:★★★★☆
【STORY】
夫トム(ジャスティン・セロー)と離婚し、深い悲しみに沈むレイチェル(エミリー・ブラント)。そんな彼女を慰めるのが、かつてトムと暮らしていた家の近所に住む夫婦の仲むつまじい姿だった。通勤電車の窓から二人を眺めてはトムと過ごした日々を思い出す彼女だったが、その夫婦の妻が不倫にふけっている現場を目撃する。次の日、電車を降りて彼らの様子を確かめようとするが、不意に記憶を失ってしまう。やがて自分の部屋で大けがを負った状態で目を覚ましたレイチェルは、その人妻が死体で発見されたのを知るが……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
エミリー・ブラント
レベッカ・ファーガソン
ヘイリー・ベネット
ジャスティン・セロー
ルーク・エヴァンス
etc,,,
ポーラ・ホーキンズの小説を基にしたミステリー。
通勤電車の窓から人妻の不倫現場を目撃したのを機に、殺人事件に巻き込まれる女性の姿を追う。
メガホンを取るのは、『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』などのテイト・テイラー。『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラント、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』などのレベッカ・ファーガソンらが集結する。待ち受ける衝撃のラストに息をのむ。
本当に最後まで観ないと展開が読めなくて、ずっとレイチェルが頭おかしいやばい奴だと思っていたから衝撃的でした。アル中で記憶も飛び飛びで元夫に執着しててっていうのがいい感じに作用してましたね。
自分の理想と思ってた夫婦が不倫をしてて、素敵な旦那さんがいて裏切るなんて!!って勝手にブチ切れるなんて自分勝手すぎるし、なんなの?って感じだし、行方不明になってあなたの奥さん不倫してましたよっておせっかいというかそんな情報いらん!!それにレイチェルが元夫の話をするときに“夫”って言ってるのが気になって、“元”だろ?って感じで、まんまとそのままレイチェルがやばい奴と思っちゃった。
徐々に思い出してきて、でも警察にもマークされてるし信じてもらえないしでね。レイチェル自身もまぁ可哀相ではあるけどどうしようもない人であることには変わりなかったし、物語のひきつけ方がうまいね。結局トムが女癖悪い奴だったし暴力ふるうやつだったしで、最初は元妻に執着されててかわいそうって思ってたけどただの糞野郎でムカついた。笑
ラストのワインオープナー?コルクスクリュー?っていうの?でぐりぐりするアンナの姿がうえってなっちゃった。すでに首に刺さってやばいことになってるのに追い打ちがグロくて。汗
時間軸がいろいろなのでちょっと混乱するというか今誰目線?ってなったりもしたけどなかなか楽しめた。