原題:Er Ist Wieder Da/Look Who's Back(2015年)
評価:★★★★☆
【STORY】
ナチス・ドイツを率いて世界を震撼(しんかん)させた独裁者アドルフ・ヒトラー(オリヴァー・マスッチ)が、現代によみがえる。非常識なものまね芸人かコスプレ男だと人々に勘違いされる中、クビになった局への復帰をもくろむテレビマンにスカウトされてテレビに出演する。何かに取りつかれたような気迫に満ちた演説を繰り出す彼を、視聴者はヒトラー芸人としてもてはやす。戦争を体験した一人の老女が本物のヒトラーだと気付くが……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
オリヴァー・マスッチ
ファビアン・ブッシュ
クリストフ・マリア・ヘルプスト
カッチャ・リーマン
フランツィスカ・ヴルフ
ラース・ルドルフ
etc,,,
ティムール・ヴェルメシュのベストセラー小説を実写化したコメディードラマ。
独裁者アドルフ・ヒトラーが突如として現代に出現し、奇想天外かつ恐ろしい騒動を引き起こす。
舞台を中心に活躍するオリヴァー・マスッチがヒトラーを演じ、「トレジャー・ハンターズ アインシュタインの秘宝を追え!」などのファビアン・ブッシュや『ビッケと神々の秘宝』などのクリストフ・マリア・ヘルプストらが脇を固める。21世紀の民衆が、知らず知らずのうちにヒトラーに扇動されていくさまに注目。
歴史を学ぶ際に必ず耳にする“アドルフ・ヒトラー”。ドイツの政治家であり、ドイツ国首相、および国家元首で、国家と一体であるとされた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の指導者。予想外に面白かったです。
確かにヒトラーがしたことを考えると、彼を現代に蘇らせて~っていうのは刺激が強い。でもちょっとしたところでくすっとしてしまうというか、原題にミスマッチなのにヒトラーはヒトラーを貫いてて。笑
環境問題に難民流入問題、政治への関心度とか意外としっかりした内容のもとに物語が進んでいくので、最後まで退屈することなく観れました。だから観ていて考えさせられる部分も多くあったかな。