フラワーショウ! | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Dare to Be Wild(2014年)

評価:★★★☆☆
【STORY】
アイルランドの田舎町出身のメアリー(エマ・グリーンウェル)は、有名なガーデンデザイナーのシャーロット(クリスティン・マルツァーノ)の助手になる。彼女は自分がデザインした庭で世界を変えることを夢見ていたが、シャーロットにデザインノート奪われた上に、解雇されてしまう。その後メアリーは、ダメもとで「チェルシー・フラワーショー」に参加する。(シネマトゥデイ)

【CAST】
エマ・グリーンウェル
トム・ヒューズ
クリスティーン・マルツァーノ
ジャニー・ディー
アレックス・マックイーン

etc,,,

由緒あるガーデニングの世界大会「チェルシー・フラワーショー」を舞台に、失意の女性がベストを尽くして夢にチャレンジする姿を描くサクセスストーリー。

一流の園芸家たちが技を競い合う中、コネも金も地位もない主人公が知恵を絞って美しい庭を作り出していく様子を実話をベースに描写する。

主演を務めるのは、テレビドラマ「シェイムレス」シリーズなどのエマ・グリーンウェル。雑草のようにたくましいヒロインの前向きな姿勢に元気をもらう。

実話ベースと知らずに、なんかほんわかしてそうだなって思って観てみたこの作品。自然には癒しのパワーは確かにあるよね。


イギリスはガーデニングが好きってイメージがあったけどあながち間違ってはないよなって。イングリッシュガーデンという言葉があるくらいですし。

このイングリッシュガーデンとは、自然の風解を大切にしながら作られた庭の様式の1つ。18世紀頃にそのスタイルが確立したといわれています。この映画はまさに自然のありのままの姿を活かしながら作るガーデンのお話。

冒頭利用されてデザイン盗まれてのところで友人が言った「シャーみたいな強欲な女は山ほどいる。でもメアリー・レイノルズは1人。あなたの真似はできない。」っていうセリフがなんか刺さった。こういうこと言ってくれる人素敵。

“残っているものを守り、失ったものを再生させる”っていうのも、とても素敵な活動。なんでも破壊するのは簡単だからね、失ってからでは遅いわけだからね。こういうものから自然保護を訴えていくっていう奥が深い映画でした。


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