評価:★★★★☆
【STORY】
結婚7年目を迎え、娘と共に3人で暮らすディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)夫妻。努力の末に資格を取って忙しく働く妻シンディに対し、夫ディーンの仕事は順調ではない。お互い相手に不満を募らせながらも、平穏な家庭生活を何とか守ろうとする2人だったが、かつては夢中で愛し合った時期があった……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ライアン・ゴズリング
ミシェル・ウィリアムズ
フェイス・ワディッカ
マイク・ヴォーゲル
ジョン・ドーマン
etc,,,
本日はバレンタインデーということで、この映画をチョイス。でも甘い映画じゃないのでバレンタインに観るには不向き。笑
あるカップルの出会いから結婚、そして破局までを描き、サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭など世界各地の映画祭で注目されたラブストーリー。
壊れかけた夫婦には、『ラースと、その彼女』のライアン・ゴズリング、『ブロークバック・マウンテン』のミシェル・ウィリアムズがふんし、過激な性描写や体重増量も辞さない迫真の演技を披露。10年以上も脚本を練り上げたデレク・シアンフランス監督による、愛が終わる痛みを巧みな演出で紡いだ切ないストーリー。
第68回ゴールデングローブ賞ではライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズがノミネートされた。
こういう色合いの映画すごく好み!そして幸せなときのラブラブ期と冷め切ってしまってる期を交互に見せていくのがしんみり度切なさ度倍増でとてもよかったです。
ライアンのはげ散らかった頭がめっちゃリアルでした。関係を修復しようとシンディへの強い愛を見せてくれてたり努力はすごい伝わってきたけど、無理ってなるともう無理なんだよなっていうシンディの気持ちもよくわかって。
難しいのはどちらか一方だけの気持ちでは関係は成り立たないということ。努力をしてもどうにもならないことがあるという現実があること。向き合うことも大切だけど同じベクトルが向いてることも重要なこと。いろんなことをこの映画では感じることができます。
エンドロールの時に流れる二人の仲よさげな写真とその背景に鮮やかに舞って散る花火の対比が華やかさと散っていく寂しさをうまく表現してて切ないけど素敵でした。
トラウマ恋愛映画だとか、夫婦で観るのは良くないだとか書かれてた理由がよくわかった。でも一人で観ていろいろ考える良い映画だと思う。私はこの映画好きです。
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