評価:★★★☆☆
【STORY】
コルレオーネ・ファミリーを描いた壮大なドラマの最終章。ファミリーのドンとなったマイケルは、バチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言した。だが後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう。自身も病に蝕まれるマイケルは何とか事態の収拾を図ろうとするのだが……。オペラ劇場で迎えるクライマックスと、その後に続く幕切れは<ゴット・ファーザー・サーガ>の締めくくりには相応しい完成度となって充分な感動を与えてくれる。
【CAST】
アル・パチーノ
ダイアン・キートン
アンディ・ガルシア
タリア・シャイア
ソフィア・コッポラ
フランク・ダンブロシオ
etc,,,
監督はフランシス・フォード・コッポラ。前作より16年を経て製作された。
マフィアのボスとして絶大な権力を握ったマイケルの最晩年の物語である。本作品でのマイケルには『Part I』や『Part II』の時のような冷酷さや非情さが消え、物語は彼の懺悔と苦悩、弱さを中心に描かれている。
1970年代後半から1980年代に明らかになったバチカンにおける金融スキャンダルと、それに関連して起きたと噂されている1978年のヨハネ・パウロ1世の「急死」や、1982年に発生し世界を揺るがす大スキャンダルとなったロベルト・カルヴィ暗殺事件といった実在の事件がほぼそのままに近い形で作品に織り込まれている。
監督の娘のソフィア・コッポラも出演している。
上映時間が長い。だけどうまく説明できないんだけどこの長さが映画を観た!!って感じにさせてくれる。とりあえずマイケルの老いが著しくて。彼なりのファミリーの守り方も思うようにいかないというか。
クライマックスのオペラ観劇の場面はどんどん死んでいって。メアリーが犠牲になるのは悲劇的すぎ。楽しかったときの走馬灯みたいなそんなんで終わるなんて置いてけぼりだよ。
この映画は壮大な人生の話って感じなのでシリーズを通して一気に観るとまた良さそうだなって感じました。