クロエ | Let's watch a movie, shall we?

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映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Chloe(2009年)

評価:★★★☆☆
【STORY】
キャサリン(ジュリアン・ムーア)は産婦人科医として成功し、大学教授の夫(リーアム・ニーソン)と息子(マックス・シエリオット)と平穏に暮らしていた。だが、ある日彼女は夫と教え子の浮気を疑い始め、何も手につかなくなる。彼女は偶然出会った美ぼうの娼婦(しょうふ)クロエ(アマンダ・セイフライド)に夫を誘惑してほしいともちかけ……。(シネマトゥデイ)

【CAST】
ジュリアン・ムーア
リーアム・ニーソン
アマンダ・セイフライド
マックス・シエリオット
R・H・トムソン
ニーナ・ドブレフ

etc,,,

『秘密のかけら』など独自の愛の世界を探求する鬼才、アトム・エゴヤン監督による官能サスペンスで、2004年に公開された、アンヌ・フォンテーヌ監督による映画『恍惚』(原題: Nathalie...)のリメイク作品。


何不自由ない生活を送りながら、夫の浮気疑惑によって自らを破滅へと追い込んでいく女性の悲しいさがを描き切る。

孤独にさいなまれる主人公を体当たりで演じるのは、『キッズ・オールライト』のジュリアン・ムーア。魔性の娼婦を、『ジュリエットからの手紙』のアマンダ・セイフライドが熱演する。

この作品ができるまでの裏話で驚いたのは、本作の撮影期間中に、リーアム・ニーソンの妻ナターシャ・リチャードソンがスキー事故で脳死状態になり、ニーソンは妻のもとに駆けつけるため撮影を中断したこと。そしてニーソンが不在のため、脚本を変更。でも妻の死後から一週間後、ニーソンは残りのシーンを撮影するためセットに戻ったというからすごいです。


どのように崩壊させていくのかと思えばまさかの展開。クロエはただ家庭を崩壊させるのではなくキャサリンへの愛というか執着?に目覚めちゃったのね~。それはそれで怖い・・・けど哀しく切なくも感じる。

浮気を疑ってどういう行動をとるのか知りたいから誘惑してとか言うキャサリンもおかしいけど、その報告なんか聞きたくもないよね普通。しかしだよ。その誘惑に決して負けなかったデビット偉いよ!!仲直りするところはなんかよかった。デビット心広すぎ。

ラストも結構衝撃。自分のものにならないならもういい的な?でも髪飾りはしっかりつけるキャサリン・・・
なんやこれ儚い―!!キャサリンの心に住み付いちゃったんかな、官能的でした!!


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